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前髪は、顔の印象を大きく左右する重要な要素の一つ。しかし、湿気や汗によってうねったり割れたりして、思うようにスタイリングできないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、前髪のくせ毛を簡単かつキレイに直す方法や、効果的なスタイリング剤の選び方や使い方について解説します。さらに、普段のくせ毛を抑えるポイントについても解説しています。
前髪のくせ毛やスタイリングでお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
トピック
前髪のくせ毛になる原因とは
そもそもくせ毛は、毛根のゆがみや髪内部のタンパク質や水分のバランスが乱れることが原因と考えられています。それにより、髪の形や質感が不規則になり、うねりやハネ、広がりといったくせのある髪になります。
毛根のゆがみや髪内部のタンパク質や水分のバランスが乱れは、以下のような理由で起こります。
- 遺伝
- 髪のダメージ
- 老化などのホルモンバランスの乱れ
- 毛穴の詰まり
それぞれを詳しく解説します。
遺伝
生まれつきの毛根の形が曲がっていると、くせ毛が生える可能性が高くなります。自分の親や親族などにくせ毛の人が多い場合、くせ毛になりやすいです。
髪のダメージ
ダメージにより表面のキューティクルが剝がれてしまうと、髪内部の水分やたんぱく質も失われてしまいます。ブリーチやカラー、ヘアアイロンなどによるダメージが大きいと、くせ毛になりやすくなります。
老化などのホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスは髪の質感や成長に影響を与えます。特に、思春期や出産前後、更年期など、ホルモンバランスが乱れやすいタイミングでくせ毛が現れることがあります。
毛穴の詰まり
頭皮の皮脂や汚れによって毛穴が詰まってしまうと、髪に必要な栄養が届きにくくなります。その結果、髪内部の栄養バランスが悪くなり、くせ毛になってしまう場合があります。
前髪のくせ毛をキレイに直す4つのステップ
前髪のくせ毛をキレイに直すためには、正しい順番や方法でスタイリングすることが大切です。
以下では、具体的な方法を4つのSTEPに分けて解説します。
1.根元からしっかり濡らす
まずは、シャワーやスプレーボトルで前髪を根元から濡らします。
この時、毛先だけでなく根元からしっかりと濡らしておくのが大切。根元から濡らしておくと髪の毛が柔らかくなり、くせも伸びやすくなります。
特にくせが強い方は、水ではなくくせ毛用のヘアウォーターを使うのも有効です。根元から髪が十分に湿ったら、目の粗いくしで優しく整えておきましょう。
2.ドライヤーでくせを伸ばす
次に、ドライヤーのドライまたは弱風モードを使い、根元と前髪を乾かします。
ドライヤーの温風を地肌に向け、左右交互に風を当てて根元を乾かしましょう。根元が乾いたら、前髪全体をしっかり乾かします。
ポイントは、ドライヤーの風を必ず上から下、後ろから前の方向へあてること。逆に当ててしまうと、浮きやハネの原因になります。少し下に引っ張りながら乾かすと、くせが伸びやすくなります。
3.ヘアアイロンでまっすぐに整える
前髪が完全に乾いたら、くしで髪を整え、ヘアアイロンでさらにくせを伸ばしていきます。
髪のダメージを最低限にするため、ヘアアイロンの温度は120~160℃に設定しておきましょう。
前髪を上段と下段にブロッキングし、内側の髪からアイロンを通します。一度に多くの髪をはさんでしまうと、ムラができやすく、くせが伸びにくくなるため、少量ずつはさむのがコツです。
こめかみ辺りや、特にくせが出やすい箇所は、数回アイロンを通しておくとキープ力がアップします。
4.スタイリング剤で仕上げる
ヘアアイロンの熱が冷めたら、スタイリング剤を使って仕上げていきます。
スタイリング剤は、おしゃれな質感をだすだけでなく、くせが戻らないようにキープするためにも重要です。オイルやバームを少量手に取り、毛先や中心に少しずつなじませましょう。
最後にくしで整えたら完成です。
前髪のくせ毛におすすめのスタイリング剤と使い方
前髪のくせを一時的に直すだけではなく、長時間キープするためには適切なスタイリング剤の選択と使い方が重要です。
以下では、前髪のくせ毛を抑えるのにおすすめのスタイリング剤と、効果的な使い方について解説します。
ヘアオイル
ヘアオイルは、髪に油分で膜を作り、潤いを閉じ込めたりまとまりやすくしたりするスタイリング剤です。
髪が油分でコーティングされるため、汗や湿気などの水分が吸収されにくく、くせが出にくくなります。
ただし、量が多い場合や根元につけてしまうと、ベタっとして清潔感のない印象になってしまいます。前髪に使用する場合は少量ずつなじませるのが大切です。
ヘアオイルには、ドライヤーやヘアアイロン前に使うものと、仕上げに使うものがあり、使用する前はどのタイプなのか必ず確認しましょう。
以下のようなコーティング力の高いものや広がりが抑えられるものを選ぶのがおすすめです。
ヘアアイロン前に使用するタイプ
使い方は、以下の通り。
- 1. 前髪全体的に少量ずつなじませる
- 2. オイルがしっかりなじんだらヘアアイロンを通す
仕上げに使用するタイプ
使い方は、以下の通り。
- 1. ヘアアイロンなどで前髪のくせを取った後、バームを少量手に取り、毛先や内側を中心になじませる
- 2. 広がりを抑えるため、髪に内側にも少量なじませておくと◎
ヘアバーム
ヘアバームは、主にヘアアイロン後のスタイリングの際に使用するスタイリング剤です。
ヘアオイルよりも保湿力やキープ力が高く、髪に潤いを与えながらくせ毛を抑える効果があります。動きのある前髪を作りたい人や、前髪の形状をキープしたい人におすすめです。
前髪にバームを使用する際は、柔らかめのテクスチャーを選ぶと使いやすくなじみやすいです。
使い方は、以下の通り。
- 1. ヘアアイロンなどで前髪のくせを取る
- 2. バームを少量手に取り、毛先や内側を中心になじませる
ヘアスプレー
ヘアオイルやヘアバームを使った後に、ヘアスプレーを使って固めておくとキープ力が高まります。
前髪に使用する場合は、硬くなりすぎないものやサラッとした仕上がりのものを選ぶと、自然な仕上がりになります。また、ヘアスプレーは水に弱い特性があるため、湿気や水に強いタイプを選ぶのがおすすめです。
使い方は、以下の通り。
- 1. ヘアオイルやバームでスタイリングする
- 2. 顔から30cmほど離し、少量ずつ前髪に吹きかける。
カチカチに固めたくない場合は、くしや手にスプレーをして、前髪に馴染ませると程よく固定できます。
前髪キープのおすすめスタイリング剤はこちらの記事も参考にしてください。
前髪のくせ毛をおさえるためのポイント
日頃の生活習慣や食事にも気をつけることで、前髪のくせ毛をおさえられる場合があります。
具体的に、以下のような点に注意し、前髪のスタイリングを楽にしましょう。
規則正しい生活・バランスの取れた食生活を心がける
前髪のくせ毛は、ストレスや睡眠不足、栄養不足などによって悪化することがあります。ストレスや睡眠不足は、頭皮や髪にダメージを与えて癖を強くする原因になります。
また、栄養不足は髪の毛に必要な成分が不足して癖を出やすくする原因になります。髪の毛に必要なビタミンやミネラル、タンパク質などを摂るのも効果的です。
規則正しい生活を心がけて、適度なストレス解消を心がけましょう。
髪の保湿ケアをこまめにする
乾燥した髪はキューティクルが開いてしまい、水分が逃げやすくなります。それにより、湿気で癖が強くなったり、うねったりする原因になります。
そのため、保湿力の高いシャンプーやコンディショナー、トリートメントを選ぶのがおすすめです。
また、自然乾燥はダメージの原因になるだけでなく、くせ毛を悪化させる場合があります。シャンプー後はすぐに乾かすようにしましょう。
美容院でトリートメントやヘッドスパを受ける
定期的に美容院でトリートメントやヘッドスパを受けることも効果的です。トリートメントは髪のダメージを補修してくせを抑える効果が期待できます。
また、ヘッドスパは頭皮の血行を良くし、くせの原因となる老廃物を排出する効果があります。
大切なイベント前など、前髪のくせ毛を抑えたいときに利用するのも良いでしょう。
4つのステップでキレイな前髪をキープしよう
今回は、前髪のくせ毛を直す方法やキープするためのスタイリング剤の使い方について紹介しました。
くせ毛で悩んでいる方にとって、前髪のスタイリングは手間がかかるものですが、適切なケアとスタイリング剤の活用で、キレイな前髪を一日中キープすることができます。
毎朝のスタイリングに手間がかかっている方や、すぐに崩れてしまうとお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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