くびれミディアムヘアにしたい人必見！パーマ有無・前髪別おすすめスタイルを紹介

くびれミディアムは、首元にくびれを作ることでフェイスラインを美しく見せるヘアスタイルです。ミディアムスタイルの中でも人気が高く、気になっている方も多いのではないでしょうか。

しかし、くびれの作り方やスタイリング方法やパーマをした方がいいのか、自分に似合うのかなど、様々な不安や疑問が出てきますよね。

そこで、この記事ではサロンでオーダーする前に知っておきたいくびれミディアムの特徴やパーマの必要性、くびれの巻き方などを詳しく解説します。前髪の有無に合わせておすすめスタイルも紹介していますので、これからくびれミディアムにしようと思っている方はぜひ最後までご覧ください。

くびれミディアムの特徴

くびれミディアムとは、その名の通りくびれのあるミディアムヘアのこと。肩下から鎖骨上ほどの髪の長さで、首元にきゅっと引き締まったくびれのあるシルエットが特徴です。

レイヤーカットやパーマ、スタイリングなどで顔周りの髪にふんわりとボリュームを加え、毛先を外ハネにしてくびれを作ります。

顎ラインに沿ってくびれができるため、自然な“ひし形シルエット”になり、顔のバランスが良く見えます。そのため、顔型や年齢を問わず取り入れやすく、幅広い年齢層の方から支持されるヘアスタイルです。

くびれミディアムがおすすめの人

くびれミディアムは、以下のような悩みや希望を持つ人に特におすすめです。

小顔効果のあるヘアスタイルにしたい人

くびれミディアムはフェイスラインをふんわりと包んだシルエットや、首元にくびれがあることで、顔まわりを引き締め、小顔効果が期待できます。

面長さんはサイドにボリュームを持たせたり、丸顔さんは顔周りの髪に動きを出したりすると、顔のバランスが整いより小顔に。

髪のボリューム不足に悩んでいる人

くびれミディアムは、顔周りにレイヤーを入れることで髪に動きを与え、ボリュームのある立体的なヘアスタイルを演出できます。髪のボリュームが出にくく、ペタンとした印象に悩んでいる人におすすめです。

髪が広がりやすい人

くびれシルエットが特徴のくびれミディアムは、レイヤーを入れると髪が広がりやすい人でもチャレンジしやすいヘアスタイルです。

くびれがあることによって毛先があまり広がらず、髪のボリュームを自然に抑えられます。

ただし、広がりやすい人が高い位置からレイヤーを入れたり、毛先を軽くしすぎたりするのは逆効果。できるだけ低めの位置に段を入れる「ローレイヤー」にしてもらい、毛先を軽くしすぎないようにしましょう。

華やかな印象にしたい人

くびれミディアムは、顔周りにS字の毛流れができるため、女性らしさを際立たせ、華やかな印象を演出します。他の巻き髪スタイルよりも緩やかなウェーブが特徴で、華やかさだけでなくこなれた印象が欲しい人におすすめです。

普段のヘアスタイルとしてだけでなく、特別な場面やイベントにもぴったりのヘアスタイルです。

くびれミディアムのオーダー方法は？パーマあり・なしどっちがおすすめ？

くびれミディアムは、レイヤーカットのみで作る方法とパーマを施術してもらう方法があります。それぞれのメリットやデメリットを確認し、自分の髪質やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

実際にオーダーする際は、希望するヘアスタイルの写真を用意し、美容師さんと相談しながら決めていきましょう。

パーマありのくびれミディアム

パーマで作るくびれミディアムは、毛先にパーマをかけてくびれを作ります。パーマの種類やかけ方はサロンによって異なりますが、ワンカールの緩やかなデジタルパーマをかけるのが一般的です。

パーマをかける最大のメリットは、スタイリングが楽になること。

毎朝コテで巻く必要がなく、ドライヤーで乾かすだけでくびれのあるヘアスタイルが完成します。また、スタイリングが崩れる心配が少ないのもメリットのひとつです。

デメリットは、すぐにヘアスタイルを変えられない点やサロンでの施術料金が高くなる点などがあります。場合によっては、ハイダメージなど髪の状態により施術が受けられないことも。

パーマで作るくびれミディアムは、朝の忙しい時間に手間をかけたくない人やスタイリングに自信がない方におすすめです

パーマ無しのくびれミディアム

パーマをかけずにくびれミディアムにする場合は、コテやヘアアイロンを使って外ハネやくびれを作ります。

レイヤーのない髪型でも、くびれヘアにスタイリングできますが、よりキレイなシルエットにするには、全体的にレイヤーカットを取り入れ、くびれを作りやすいスタイルにします。

パーマ無しのくびれミディアムのメリットは、自分好みにスタイリングできる点です。内巻きにも外巻きにも変えられるため、気分やシーンに合わせて様々なアレンジができます。

デメリットは、毎日ヘアアイロンやコテでスタイリングをする必要がある点や、熱による髪へのダメージが加わる点などです。ヘアスタイルをこまめにチェンジしたい人や自由にスタイリングをしたい人におすすめです。

くびれミディアムの巻き方

パーマをかけないくびれミディアムは、コツを掴めばコテで簡単にスタイリングできます。
以下では、くびれミディアムの巻き方の手順を紹介します。

1.事前準備

スタイリングする前は、寝ぐせや生えぐせを整え、扱いやすい状態にしておきましょう。

まずは髪を根本から湿らせ、くせを取るように少し引っ張りながら乾かします。
ボリュームのほしいトップやサイドは、ジグザグにかきわけながらドライヤーを当てると、髪が立ち上がりやすくなります。
髪を熱のダメージから守るヒートプロテクト機能のあるスタイリング剤を使うのもおすすめです。

2.髪を上下にブロッキングする

巻きやすいように髪を上下2段に分け、上の髪をダッカールやピンで固定します。コテではさむ髪の量が多いとムラができやすく、仕上がりが綺麗になりません。毛量が多い人は3段に分けておきましょう。

3.下の髪を外ハネにする

　
髪を少量手に取り、中間から毛先に向かってコテを通します。このとき、フリッパー（コテのパカパカする部分）が内側になるようにはさみましょう。毛先部分まで下ろしたら、コテを半回転させて外ハネを作ります。
使用するコテの太さは28〜32mmを選ぶと、くびれシルエットがキレイに仕上がります。

4.顔周りの髪にS字ウェーブを作る

顔周りの髪を少量取り、コテのフリッパーを外側に向けてはさんだら、下へ向かって滑らせます。ボリュームを出したい部分で1〜2秒ほど止め、緩やかなウェーブを作ります。

毛先はS字ウェーブになるように、フリッパーの向きを逆にしてはさみ直します。コテを半回転させて外ハネを作ったら、熱が冷めるまで手で固定しておきましょう。

5.スタイリング剤で仕上げる

全体的に巻き終わったら、形をキープさせるためにスタイリング剤で仕上げます。少量ずつ手に取り、髪全体に優しくなじませましょう。

くびれヘアは、カールが大きく崩れやすいため、軽いテクスチャーのスタイリング剤が最適です。ヘアオイルやヘアバームを使うと、自然な毛流れになり、ツヤも出るのでおすすめです。

さらに崩れにくくする場合は、オイルなどを付けた後にヘアスプレーを軽く振るとスタイルが長持ちします。

【前髪あり】くびれミディアムおすすめスタイル

ここからは、前髪ありなし別にくびれミディアムヘアのおすすめスタイルを紹介します。
前髪ありのくびれミディアムは、愛らしさがありつつも幼すぎない上品な雰囲気が演出できます。骨格に合わせて前髪の長さや厚みを調節すれば、さらに小顔効果が期待できます。

トレンド感抜群のウルフカット

レイヤーをたっぷり入れたウルフカットのくびれミディアムは、女性らしさとクールさを持ち合わせたトレンド感のあるスタイル。内巻きと外巻きを混ぜたメリハリのあるスタイリングで、小顔効果もアップします。

こなれ感のあるカジュアルなスタイル

外ハネだけでなく、全体的に動きを作ったエアリーなくびれミディアムは大人のこなれ感を演出できるヘアスタイル。動きのあるレイヤースタイルは、ハイライトとも相性抜群です。

美シルエットの上品なスタイル

外ハネのカジュアル感に抵抗がある人は、低めの位置に少しレイヤーを入れて重みのあるシルエットにすると、上品で大人っぽい印象になります。トップをふんわりと立ち上げて、ゆるふわカールを作るとよりおしゃれな雰囲気に。

乾かすだけで楽にスタイリングできるくびれミディアム

ちょうど肩につく長さのミディアムヘアは、髪がハネやすく、くびれヘアが作りやすいスタイル。毛先を外にハネるように乾かして、コテで整えるだけでスタイリング完成します。斜め前髪に合わせてラフで自然な印象に。

暗髪で落ち着いた雰囲気なスタイル

毛先を大きなカールでくびれや外ハネを作ると、ひときわ目を惹く華やかな韓国風のくびれヘアに。目立ちすぎるのが気になる場合は、暗髪に合わせると上品で落ち着いた印象になりますよ。

【前髪なし】くびれミディアムのおすすめスタイル

次に、前髪なしのくびれミディアムヘアを紹介します。前髪なしの場合は、清潔感や爽やかさがプラスされます。くびれたラインが小顔に見せてくれるため、おでこを出しても顔の大きさが気になりにくいというメリットもあります。

軽やかなレイヤーカット

毛先を軽やかにしたくびれミディアムは、大人っぽいクールな印象に。表面にたっぷりとレイヤーを入れると、レイヤーを入れた表面を内巻き、下の髪を外巻きにするだけで簡単にくびれヘアが完成します。

リラックスした雰囲気の色っぽいスタイル

ルーズに巻いてくびれを作ったくびれミディアムは、セクシーで大人可愛い雰囲気に。かきあげ前髪をサイドに流して、さらに大人っぽい印象になります。

ボリューム感のある落ち着いたスタイル

レイヤーを低めに入れて重心を下げることで、広がりやすい髪を活かせるボリュームたっぷりなスタイルに。自然な毛流れが出るように毛先をワンカールすると、おしゃれで落ち着いた印象になります。

かきあげ前髪でつくるラフなスタイル

センターパートのかきあげ前髪は、サイドに流すとキレイなひし形シルエットになります。毛先をゆるくふんわりと巻くことで、ラフで抜け感のある印象に。

顔周りレイヤーで華奢見えするスタイル

顔周りにレイヤーカットや動きを取り入れると、小顔効果や華奢見えが期待できます。顔周りをリバース巻きにすると、内側の髪がチラッと見えるので、インナーカラーを取り入れるのもおすすめです。

くびれミディアムヘアで新しい自分を発見しよう♪

今回は、サロンでオーダーする前に知っておきたいくびれミディアムヘアの特徴やスタイルについて詳しく紹介しました。
くびれミディアムは、髪の長さや巻き方によって様々な印象を与えることができ、顔型や年齢、髪質を問わず、挑戦しやすいヘアスタイルです。

ぜひ美容師さんと相談しながら、自分の骨格やライフスタイルに合ったぴったりのくびれミディアムヘアを取り入れてみてくださいね。