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髪の毛全体にブリーチをすると、1ヶ月あたりで根元の地毛が目立ち始めます。そのため、ブリーチした状態を綺麗に保ちたいのであれば、根元が伸びるたびにリタッチしなければなりません。
しかし、美容院では何センチまでをリタッチとして扱ってくれるのか明記されていないケースが多く、どのタイミングで行くべきかわからず困っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ブリーチをリタッチしたい場合、何センチ伸びたら美容院へ行くべきなのか、ブリーチリタッチの値段相場なども併せて解説します。
トピック
ブリーチをリタッチする場合の値段相場
ブリーチヘアは髪色が明るいので、地毛が1cm伸びただけでも目立ってしまいますが、根元のみを定期的にブリーチでリタッチすれば、伸びた部分がわからなくなります。そのため、ブリーチヘアを長く維持したい場合は、月に1回ブリーチのリタッチが必要です。
ブリーチのリタッチは全頭ブリーチより使用する薬剤や手間が少ないものの、高い技術が要求されるので、数センチのリタッチでも 5,000~7,000円の料金がかかります。
全頭ブリーチの相場が6,000~8,000円なので、リタッチでも全頭と比較してあまり料金は変わらないことがわかります。
また、ブリーチは単体よりもブリーチ+フルカラー(いわゆるダブルカラー)として施術されることのほうが一般的です。
ダブルカラーのリタッチをする場合、リタッチ料金を設定している美容院もありますが通常のダブルカラーとしての料金と変わらないということも多いようです。
ダブルカラー料金の相場が10,000円から17,000円となりますので、ダブルカラーのリタッチもそれとほぼ変わらない料金であると考えておくのが良いでしょう。
『リタッチ料金は、リタッチ部分が2cm以内』といったように長さを制限されていることが多いので、事前に条件なども確認しておくことも重要です。
リタッチは、美容院によって扱いが変わりますので、事前に直接聞いておくのが良いでしょう。
ブリーチのリタッチは何センチから?
ブリーチのリタッチを行う場合、厳密に何センチ以内という規定はありません。しかし、5センチ以上 伸びてしまうと1回のリタッチでは毛先との色味に差がでてしまうため、リタッチの値段を安く抑えたいのであれば、5センチ未満で美容院へ行くようにしましょう。
ブリーチのリタッチを行う頻度はどれくらい?
根元の髪の毛は1ヶ月に約1センチ伸びてきますが、生えたての髪の毛はとてもデリケートなので、刺激の強いブリーチでリタッチを行う場合、1ヶ月半~2ヶ月に1回の頻度がベスト です。
1ヶ月半より短いスパンでリタッチを繰り返すと、生えたての髪の毛とブリーチで染まっている髪の毛の境目に負担がかりすぎてしまい、髪の毛が切れやすくなります。切れた髪の毛はどうすることもできないので、美しい髪の毛を維持するためにも、リタッチ頻度は1ヶ月半~2ヶ月を目安に行ってください。
ブリーチのリタッチはセルフでもできる?
ブリーチのリタッチは1ヶ月半~2ヶ月に1回の頻度がおすすめです。
しかし、リタッチにかかる値段はダブルカラーで10,000円以上が相場となっていることから、定期的に美容院へ通うとかなりの出費が発生します。ブリーチによるダメージを軽減させるためにトリートメントをプラスすると、さらに費用がかさみます。
そのため、「数センチのリタッチならセルフでできないかな?」と考える人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ブリーチのリタッチは市販品を使って行うこともできます。
しかし、ブリーチ剤は髪の毛に少し付いただけで脱色が始まるほど強力な薬剤なので、使用時間や塗布する量などを見極めなければ、失敗をして取り返しのつかないことになってしまいます。
実際にリタッチでどのような失敗があるのか、具体的に見ていきましょう。
セルフブリーチリタッチの失敗例
セルフでブリーチのリタッチを行うと、次のような失敗を招く可能性があります。
根本だけ明るくなりすぎた
ブリーチに限らず、カラー剤は温度が高くなるほど反応しやすくなります。ブリーチリタッチの場合、もっとも温度の高い頭皮付近に付けていくため、時間を長くしすぎると根本だけ色が抜けすぎて逆プリン状態になってしまうので注意しなくてはいけません。
美容院ではこの原理を利用し、根元と毛先では塗布時間を変えるのですが、セルフだと微妙な時間ずらしが難しいというデメリットがあることを覚えておきましょう。
髪の毛がチリチリになってしまった
ブリーチは髪の毛へのダメージが強いので、長く付けすぎると髪の毛がチリチリになってしまいます。酷い場合、1回のブリーチでチリチリになってしまうことも。パッケージに記載された放置時間をそのまま守るのではなく、髪の毛の状態を目で見ながら自分にあった時間だけ塗布するようにしましょう。
髪の毛が切れた
先ほどのチリチリになった段階よりさらに強いダメージがかかると、髪の毛が切れてしまいます。特に、リタッチを行う生えたての髪の毛はダメージを受けやすいため、常に髪の毛の状態を見ながら放置時間を決めることが大切です。
色むらが激しい
セルフブリーチリタッチは鏡を見ながらブリーチ剤を塗るしか方法がないので、頭頂部や襟足などの見えにくい部分は均等に薬剤が付いていなかったり、逆に付きすぎたりして色むらができやすいです。色の抜け具合が異なると、オンカラーをしても均一に染まらずマダラになってしまうので、注意しましょう。
頭皮が傷んだ/出血した
美容院でブリーチリタッチを行う場合、頭皮にダメージを与えないように必ず根本を外してブリーチ剤を塗っていきます。しかし、セルフブリーチリタッチで根本外しを行うのは困難です。
多くの方が根本まで薬剤を付けてしまい、頭皮を傷めたり、酷い場合は出血したりしてしまいます。このような場合は、すぐに薬剤を頭皮から洗い流し、速やかに皮膚を受診してください。
セルフでのブリーチリタッチは失敗したときの代償が大きいので、リタッチを行うのであれば、高い費用をかけてでも美容院で安全かつ完璧な施術を受けるようにしましょう。
ブリーチのリタッチをセルフでする方法
どうしてもブリーチのリタッチをセルフで行いたい場合は、クリームタイプの薬剤を準備してください。泡タイプだとリタッチではなく髪の毛全体のブリーチになってしまうので、注意してください。
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市販のブリーチ剤は1回だと色が抜けきらない可能性がありますので、2~3回分の薬剤を準備しておくと安心です。 さらに、ブリーチ後は髪の毛に強いダメージがかかっていますから、チリチリ毛や切れ毛にならないよう、保湿力の高いトリートメントでケアする準備もしておきましょう。
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ブリーチのリタッチ頻度を減らしたいならグラデーションやハイライトがおすすめ
「根元から地毛が生えて来るたびにブリーチのリタッチを行うのは大変」だと感じる方には、地毛の色が目立ちにくいグラデーションやハイライトをおすすめします。
グラデーションやハイライトは根元にカラーを入れないので、根元が伸びてきても目立ちにくいです。リタッチを行う際も、部分的に色を入れたりブリーチを行ったりするだけで済むため、髪へのダメージも極力抑えられます。
まとめ
ブリーチのリタッチは、短期間で繰り返すと髪の毛に強いダメージがかかりすぎて切れたり縮れたりしてしまうので、1ヶ月半~2ヶ月に1回の頻度で行うのがベストです。
リタッチは、全頭と比較すると髪の毛の一部分だけを施術するため低価格で済むように思われがちですが、高度な技術が伴うため大きく値段が下がるわけではありません。傷んだ髪のケアも考えると10,000円以上はかかると考えておく必要があります。
毎月数センチのケアに10,000万円の出費は痛いですが、だからといってセルフでブリーチリタッチを行うと失敗の代償が大きいのでプロにお願いするほうが安心です。
頻繁にブリーチのリタッチをしたくないのであれば、根元に明るいカラーを入れないグラデーションやハイライトの利用をおすすめします。グラデーションやハイライトなら髪の毛が伸びても目立ちにくいので、おしゃれ染めと同じ頻度染め直しをしても問題ありません。
ブリーチをする際は、リタッチのときも考えて施術してもらうと、あとから後悔せずに済みますよ。
本記事で引用させて頂いたサロンさま
トレンドのヘアスタイル、ネイル、メイクといった女性向けの話題を中心とした記事を配信中。
日々の忙しい生活の中で女性としての意識を忘れてしまっているとしたら、少しだけ目を留めて読んで頂けると嬉しく思います。