レイヤーカットで顔周りを軽やかに垢抜け！レングス別のおすすめヘアスタイルも紹介

レイヤーカットとは髪の毛に段差を入れるヘアスタイルで、韓国女子の間でも流行中のヘアスタイルです。

段が入ることで髪の毛がふんわり軽やかになり、顔周りに抜け感が生まれるため、小顔効果も高くなりますよ。

今回は、レイヤーカットが似合う人・似合わない人の特徴や、レングス別におすすめのヘアスタイルをご紹介します。また、レイヤーカットのスタイリング方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

レイヤーカットとは？

レイヤーカットとは、髪の毛の表面と内側の長さに段を入れるカットスタイルです。段差が入ることで空気感が生まれるため、やわらかく女性らしい印象を与えてくれます。顔周りに大きなウェーブを入れる今流行りの韓国スタイルも、レイヤーカットを入れることでトップはふんわり、首回りはキュッと引き締まった上品なオルチャンスタイルになりますよ！

また、レイヤーカットは毛先に動きが出やすくなるので、コテで巻いたときやワックスを付けたときに遊びが生まれ、自然とこなれ感が出てくる点もポイントです。

レングス別のおすすめレイヤーカット集

レイヤーカットは、ロング・ミディアム・ボブ・ショートのどの長さでも似合うカットスタイルです。ここでは、レングス別におすすめのレイヤーカットスタイルをいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ロングはレイヤーカットで重さをカット

ロングヘアーは、髪の長さと毛量の多さでどうしても重く見えてしまいがちです。しかし、レイヤーカットを入れるとカットを入れた場所に抜け感が生まれるので、簡単に重さが解消されます。

さらにロングヘアーは、レイヤーの入れ方で見た目の変化が大きく出る点もポイントです。プツッとラインのロングへアーにレイヤーを入れると、顔周りや毛先に軽さが生まれるため、軽く巻くだけで簡単に動きのあるスタイルになります。サッと結んでもこなれ感のあるスタイルが完成しますよ。

また、顔周りに大きくくびれたフォルムが出るようにレイヤーを入れると、今流行りの韓国スタイルになります。小顔効果も兼ね備えたトレンドスタイルの完成です。

ミディアムはレイヤーカットで上品さをプラス

ミディアムヘアーは顔周りに大きくレイヤーを入れることで、上品な女性らしさをプラスできます。サイドバングからうっすら覗く顔が大人の雰囲気を出してくれるので、子どもっぽくなりすぎないヘアスタイルを目指したい人におすすめです。

また、頬周りの髪の毛が横に大きく広がるような韓国風レイヤーを入れると、上品さだけでなく小顔効果も手に入ります。さらに、前髪をセンターパートにするとよりスッキリした印象を出せますよ。上品で女性らしい雰囲気だけでなく、小顔効果も出したい人はミディアムへアー×レイヤーカットがおすすめです。

ボブはレイヤーカットでなりたい自分に近づける

ボブは可愛らしい雰囲気の強いヘアスタイルですが、レイヤーカットを入れることで、ハンサムスタイルにも大人スタイルにも変えられます。

丸みのあるボブは、毛先にレイヤーカットを入れると、重たく見えがちなヘアスタイルも軽さを持たせることが可能です。リップラインボブは、顔周りのレイヤーで大人のラフなニュアンスを演出できます。また、ひし形ボブは毛先にレイヤーカットを入れるだけで、ダークカラーでもふんわりやわらかい印象を出すことが可能です。

そのほか、前下がりボブは顔周りにレイヤーを入れると、ハンサムかつスタイリッシュな印象になります。切りっぱなしボブもウルフスタイルにレイヤーを入れることで、大人可愛いこなれヘアになりますよ！

ショートはレイヤーカットで小顔効果と女の子らしさを追加

ショートはほかの髪型より表に出る顔の面積が広いので、「顔の大きさが目立つからショートは苦手」となかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。しかし、ショートは顔周りにレイヤーカットを入れると、トップがふんわりしても首もとにかけてシュッとしたスタイルになるため、小顔効果が追加されます。

また、ショートにすると「ボーイッシュになりすぎるのでは？」と心配する人もいらっしゃるでしょう。しかし、ショートとレイヤーカットを組み合わせると、今流行りの丸みショートが完成するため心配は不要です。丸みショートは後頭部がふんわり空気を含んだショートスタイルなので、髪の長さが短くても、女の子らしく可愛い雰囲気を残せますよ。

レイヤーカットが似合わない人っているの？

レイヤーカットはどんなヘアスタイルにも合うカットスタイルですが、以下の人は似合わない可能性が高いため注意が必要です。

＜レイヤーカットが似合わない人＞

• – 毛量が少ない人
• – 髪の毛のダメージが強い人

レイヤーカットを入れると毛先が軽くなるため、毛量が少ない人や髪の毛のダメージが強い人は、髪がパサついて見える可能性が高くなります。そのため、上記にあてはまる人はレイヤーカットを入れるよりも、毛先に重みを出すスタイルのほうが髪の毛が綺麗に見えますよ。

レイヤーカットのオーダー方法

美容院でレイヤーカットをオーダーする際は、美容師さんに写真を見せたり、なりたいスタイルを伝えたりするのが基本です。とはいえ、どのレイヤーカットが自分に合うのかわからない人も多いですよね。

そこでこの項目では、なりたい雰囲気別にレイヤーカットのオーダー方法を解説します。

可愛い雰囲気を出したいとき

可愛い雰囲気を重視したいときは、ハイレイヤーを入れましょう。

ハイレイヤーとは、頭頂部から大きく入れたレイヤーです。高い位置からレイヤーを入れるとトップがふんわり膨らむため、やわらかく可愛らしい雰囲気を演出できます。ちなみに、ロングヘアーやミディアムヘアーの人は顔周りにもレイヤーを入れることで、全体に動きが出てより軽やかな印象になりますよ。

ナチュラルな抜け感を出したいとき

ナチュラルな抜け感を出したいときは、髪の表面だけに軽くレイヤーを入れましょう。髪の表面だけにレイヤーを入れると毛束が微妙なニュアンスでズレていくので、自然な抜け感が生まれます。

大人っぽい雰囲気を出したいとき

大人っぽい雰囲気を出したいときは、毛先のみに低めのレイヤーを入れましょう。そうすることで、ヘア全体が軽やかにまとまり、動きがありつつも落ち着いた大人の印象を与えます。

クールなかっこよさを出したいとき

クールなかっこよさを出したいときは、トップを短めにカットし、襟足にレイヤーを入れるウルフレイヤーカットを入れましょう。ウルフレイヤーカットは個性的なレイヤーカットですが、人と違った髪型にしたいなら最適ですよ！また、ウルフレイヤーカットはぱっつん前髪やシースルーバングとも相性抜群なので、ぜひ合わせてみてください。

韓国女子っぽい雰囲気を出したいとき

韓国女子スタイルを目指すなら、頬骨あたりに大きなくびれができるよう、顔周りに動きが出るレイヤーカットを入れましょう。韓国女子スタイルはレイヤーカットの中でも小顔効果が高いため、顔の大きさが気になる人にもぴったりです。

韓国女子っぽい雰囲気は、レイヤーカットを入れたあと、頬骨あたりの髪の毛をコテで内巻きにワンカールし、毛先は外ハネに巻くことで完成します。レイヤーカットとコテで作り上げるS字シルエットは、上品な印象を与えてくれるでしょう。

レイヤーカットのスタイリング方法

レイヤーカットは、ドライヤーを使うだけで簡単に動きのあるヘアスタイルになります。スタイリング方法は、以下のとおりです。

1. 1.ヘアオイルを付け、根元から持ち上げるようにドライヤーで乾かす
2. 2.頭頂部に手のひらを乗せ、分け目を作らないように前髪から後ろへ乾かす
3. 3.ある程度乾いたら、分け目を作りたい部分で乾かす

ドライヤーでヘアセットのベースを作っておくと、スタイリング剤でセットする際やコテで巻いた際も根元が立ち上がり、動きが出やすくなりますよ。

よりセットを簡単にしたいならパーマもおすすめ

レイヤーカットを入れた髪の毛をより簡単にセットしたいのであれば、パーマとの併用もおすすめです。髪の毛全体にゆるいパーマをかけると、抜け感のあるヘアスタイルがドライヤーセットなしで完成します。毛先にランダムなパーマをかければ、自然と動きのあるヘアスタイルになりますよ。

パーマをかけた場合、半乾きの状態でバームやムースを揉み込むとヘアセットが完成しますので、朝のヘアセットに時間が取れない人は、レイヤーカットとパーマを同時に行ってみてください。

レイヤーカットを入れると髪の毛に段差が生まれるので、ふんわりとやわらかい雰囲気を出せたり、毛先に動きを出せたりして簡単にこなれ感が増します。また、ロング・ミディアム・ボブ・ショートとどのヘアスタイルにも合うため、今の髪型に飽きた人もレイヤーカットを入れるだけで新しいスタイルを楽しめますよ。

ただし、レイヤーカットは髪の毛の量が少なすぎる人や髪の痛みが強い人が入れると、スカスカに見えたり、表面がパサパサに見えたりします。この場合はレイヤーカットではなく、下に重みのあるヘアスタイルのほうが似合いますので、別のヘアスタイルを検討してみましょう。

レイヤーカットをオーダーする際は、写真を見せるだけでなく、自分がなりたい雰囲気を美容師さんに伝えることも大切です。今回の記事を参考に、なりたい雰囲気から自分に合うレイヤーカットを見つけてみてください。