湯シャンが髪に良いってホント?女性がしても臭くならない?気になる効果ややり方を徹底解説!

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ぬるま湯で髪の毛を洗う湯シャンには、シャンプーを使わないぶん頭皮へのダメージが少なくなるメリットがあります。
自分に合わないシャンプーを使い続けていると、皮脂の過剰分泌や頭皮の乾燥、フケやかゆみといった症状が出てしまうので、そのような方は一度湯シャンを試してみると良いでしょう。

とはいえ、お湯だけで頭皮の汚れが落ちるのか、臭くならないのか、ベタつかないのかなど、多くの疑問点があると思います。そこで今回は湯シャンの効果ややり方だけでなく、気になる疑問についても答えていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

湯シャンをすると期待できる効果

湯シャンをすると期待できる効果

湯シャンを続けていくと、以下のようなうれしい効果が期待できます。

  • ・髪の毛がベタつかなくなる
  • ・乾燥によるフケやかゆみが抑えられる
  • ・抜け毛や薄毛の予防
  • ・シャンプー代の節約
  • ・お風呂時間の短縮

ひとつずつ解説していきます。

髪の毛がベタつかなくなる

髪の毛がすぐベタっとなってしまう原因は、頭皮が乾燥しすぎているあまり、たくさんの皮脂で頭皮を保護しようとするからです。

髪の毛がベタつく場合は2度洗いをしたり、さらに洗浄力の強いシャンプーを使ったりする方が多いですが、これではさらなる乾燥と皮脂の分泌を招くため、いつまでも髪の毛のベタつきが改善されません。髪の毛のベタつきを根本から改善するためには、皮脂を洗い流すのではなく、頭皮を乾燥させないことが大切です。

そのため、髪の毛のベタつきを改善したい方はシャンプーの使用をいったん中止し、頭皮へ適度に潤いを与える湯シャンにチェンジしてみましょう。次第に頭皮の乾燥も落ち着き、髪の毛のベタつきも減ってきますよ。

乾燥によるフケやかゆみが抑えられる

先の項目でもお伝えしたとおり、湯シャンはシャンプーで髪を洗うより頭皮に潤いを残せるため、頭皮の乾燥や乾燥から来るフケやかゆみを抑えられます。

また、アトピーなどの皮膚湿疹がある場合も、シャンプーを使うと肌の乾燥が加速してかゆみを起こしやすいので、湯シャンにするとかゆみや肌荒れが和らぎやすいです。

抜け毛や薄毛の予防

抜け毛や薄毛は老化現象によるものもありますが、頭皮環境の悪さが原因になっている場合もあります。シャンプーが原因で頭皮の乾燥やかゆみなどが常態化している方は、湯シャンに切り替えると頭皮環境が整い、抜け毛や薄毛が減ってくる効果を期待できますよ。

シャンプー代の節約

湯シャンにするとシャンプーを使わなくなるので、必然的にシャンプー代を節約できます。とくにミディアムへアやロングヘアの場合は、1回で使用するシャンプーの量も多くなるため、湯シャンにすれば毎月数千円の節約が可能です。

お風呂時間の短縮

湯シャンはお湯で頭皮や髪の毛を洗い流すだけなので、シャンプーで髪を洗うときよりお風呂時間を短縮できます。お風呂時間を短縮できれば、ガス代や電気代も節約できますし、時間にも余裕が生まれるため一石二鳥ですね!

湯シャンの適切なやり方

湯シャンの適切なやり方

湯シャンはシャンプーを使わずお湯で頭を洗い流す方法ですが、適切なやり方で洗わなければ、かゆみや臭いを発生させてしまいます。間違ったやり方で湯シャンをしないよう、湯シャンをする際は以下の方法で頭を洗ってください。

1.目の粗いブラシで髪をとく

湯シャンをする前にブラシで髪をといておくと、髪の表面に付いているホコリや細かい汚れが落ちやすくなります。

湯シャンはシャンプーより洗浄力が劣る洗髪方法なので、いきなりお湯で頭を洗うだけでは汚れを落としきれません。しかし、事前にブラシでといておけば大まかな汚れを落とせるため、湯シャンでもきれいに頭を洗い流せますよ。

ただし、このとき使用するブラシは目の細かいものではなく、髪にからまりにくい目の粗いブラシを使用してください。また、いきなり根元からとかすと髪がからまってしまうので、毛先のみ→中間から毛先→根元から毛先の順で少しずつとく長さを伸ばしていきましょう。

2.シャワーの温度を38度に設定する

湯シャンをするときは、普段シャンプーを使用するときよりも1~2度高い温度で洗い流すのが最適です。とはいえ、40度を超えるほどの高温に設定すると頭皮の乾燥を招いてしまいますので、シャワーの温度は低すぎず高すぎない38度を意識しましょう。

3.頭皮をマッサージしながらもみほぐすように洗い流す

湯シャンはシャンプーを使わない代わりに、指で頭皮をマッサージしながら皮脂や汚れを浮かし、洗い流していきます。このとき、シャンプーで洗うときのようにゴシゴシ頭皮や髪を擦ってしまうと、泡のクッションがないぶん髪同士が摩擦を起こし、切れ毛や抜け毛などのトラブルを起こしてしまうので注意してください。

4.ドライヤーで素早く乾かす

湯シャンのあとは、ドライヤーを使って素早く髪と頭皮を乾かしましょう。

自然乾燥をさせてしまうと、キューティクルが広がってしまい、ツヤのないパサついた髪の毛になってしまいます。また、頭皮や髪の濡れている時間が長いと頭皮が臭う原因にもなりますので、お風呂上がりはドライヤーを使い素早く乾かしましょう。

湯シャンするときに気をつけてほしいこと

湯シャンするときに気をつけてほしいこと
湯シャンをする際は、以下の点に気をつけてください。

  • リンスやトリートメントは原則として使えない
  • ドライヤー前にヘアクリームやヘアオイルは使えない
  • 髪がまとまりにくくなったり、パサつきやすくなったりする
  • ヘアワックスやスプレーは使えない

それぞれ確認していきましょう。

リンスやトリートメントは原則として使えない

リンスやトリートメントを根元から付けてしまうと、頭皮に成分が付いてしまい、湯シャンだけでは取りきれなくなってしまいます。そのため湯シャンをする場合、基本的には髪にヘアケア商品を付けないほうがベストです。どうしても付けたい場合は、頭皮から離れた毛先のみに付けるようにしましょう。

ヘアクリームやヘアオイルは使えない

ドライヤーをかける前にヘアクリームやヘアオイルを使う方も多いと思いますが、ヘアクリームやヘアオイルの成分は湯シャンだけで取りきれません。そのため、今後シャンプーを使わず髪を洗うのであれば、ドライヤーで乾かす際に何も付けないようにしましょう。

ヘアワックスやスプレーは使えない

ヘアクリームやヘアオイルと同じく、ヘアワックスやスプレーの成分も湯シャンだけでは落としきれません。そのため湯シャンに切り替える際は、ダウンスタイルやかんたんなヘアアレンジで過ごしましょう。

どうしてもスタイリング剤を使用しないといけない日は、シャンプーで汚れを落としてください。

髪がまとまりにくくなったり、パサつきやすくなったりする

先の項目でも解説したとおり、湯シャンにすると髪の毛を保護するヘアケア製品が原則として使えなくなるので、髪がまとまりにくくなったり、パサつきやすくなったりします。しかし、リンスやトリートメントなら毛先のみ使用できますので、髪の状態を見ながら使ってみてください。

湯シャンに関する疑問を解決しよう

湯シャンに関する疑問を解決しよう
最後に、湯シャンに関して多くの方が気になる疑問へ回答していきます。

湯シャンの効果は何日くらいで実感できる?

人の肌は約28日間で生まれ変わるため、「フケ・かゆみ・頭皮のベタつきなどが湯シャンで改善された!」と実感できるまでは、早くても約1ヶ月かかると思っておきましょう。

ただし、途中でかゆみが悪化したり、頭皮や髪の毛が脂っぽくなってきたりした場合は汚れが落ちきっていないサインですので、無理に湯シャンを続けず、シャンプーで優しく頭皮の汚れをオフしてください。

湯シャンをすると臭い?

湯シャンはシャンプーより洗浄効果の低い洗い方ですが、洗い方を守り、お風呂上がりにすぐドライヤーをかけるようにすれば臭くなることはありません。

湯シャンで臭くなるときは、洗い方を間違えていたり、自然乾燥で髪を乾かしていたりすることが主な原因です。湯シャンの手順については「湯シャンの適切なやり方」で解説していますので、あわせてご覧ください。

湯シャンのあとにトリートメントをしても良い?

湯シャンの場合、トリートメントおよびリンスは原則使用しないほうが良いですが、どうしても使いたい場合は頭皮から離れた毛先のみに付けましょう。トリートメントやリンスが頭皮に付くと、湯シャンだけでは取りきれませんので注意をしてください。

湯シャンをすると髪にベタつきが出るってホント?

たくさん汗をかいた日やワックス・へアスプレーなどを使った日に湯シャンで済ませると、汚れが落ちきらず髪にベタつきが出てしまいます。そのため、明らかに髪の毛や頭皮に強い汚れが付いている日は、シャンプーで汚れを洗い流すようにしてください。

湯シャンで健康的な頭皮を手に入れよう

湯シャンで健康的な頭皮を手に入れよう

シャンプーを使わない湯シャンは、汚れが落としきれず臭いやベタつきが出そうに思われますが、正しいやり方で行うと、髪のベタつきや頭皮の乾燥によるフケ・かゆみが抑えられ、抜け毛や薄毛の予防につながります。

シャンプーは自分に合ったものを使わなければ、頭皮が乾燥して過度に皮脂が分泌されてしまいます。しかし、湯シャンにすれば頭皮に適度な潤いを持たせたまま頭を洗い流せるため、頭皮や髪の毛に関する悩みを改善できますよ。

頭皮や髪のトラブルに悩んでいる方は、本記事を参考にぜひ湯シャンを試してみてください。

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