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皮膚科で処方される大人ニキビのための治療薬として抗生物質というものがあります。
抗生物質は非常に効果が強いので使い方は間違えないようにして、医師の言うとおりに使うようにしましょう。
そこで今回はニキビ治療のための抗生物質の特徴を調べてみましょう。
ニキビの原因に直接作用して死滅させるもの
皮膚科で処方されるニキビ対策のための抗生物質は、ニキビの原因に直接作用し、増殖を食い止めたり、菌を死滅させるものが殆どです。
感染症一般に用いられるものもあり、症状緩和に効果があると言われています。
大きく分けるとマクロライド系、テトラサイクリン系、セフェム系と3種類あるようです。
感染治療に効果があるのですが、使い続けることで耐性がついてしまい、耐性がついた菌はその抗生物質では効かなくなってしまうことになります。
そのため、抗生物質を安易に使用するのは避けるようにして、5日からおよそ2週間を目安に使うようにしましょう。
また抗生物質は副作用が出る可能性も否定出来ませんから、出来れば頻繁に利用するのは避けるようにしましょう。
耐性がつく前には使用をやめるようにすると次の大人ニキビが出来た場合にもう一度その薬を使うことが出来ます。
ブドウ球菌とアクネ菌を退治するもの
ニキビ対策のための抗生物質には服用するタイプと、塗るタイプの外用薬があります。
主に処方される飲み薬としてルリッド錠というものがありますが、マクロライド系の抗生物質で感染の原因である病原菌を抑制する作用があります。
またテトラサイクリン系の抗生物質はミノマイシンというものがありますが、こちらも病原菌の繁殖を抑えることが出来、炎症を鎮めることが出来ます。
その他、クラビットやバナンというものもありますが、殺菌作用、アクネ菌や黄色ブドウ球菌を退治するために使われます。
またアクアチムクリームという塗り薬は赤ニキビの治療としてよく用いられるもので、抗菌殺菌作用を持っています。
ダラシンTローションは抗菌殺菌作用を持っており、こちらも赤ニキビ退治に利用します。
赤ニキビで炎症をおこしている場合に鎮静作用があるのです。
その他、低用量ピルを処方されることもあります。
これはホルモンバランスを整えて大人ニキビを改善するというものです。
色々な抗生物質がありますので、症状のタイプ別に処方される薬も異なります。
いずれにしろ、医師の服薬、指導に基づいて使用するようにしましょう。
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