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花粉症やアトピー肌、敏感肌でもなく、普段は特に肌荒れをすることはないのに、季節の変わり目になると肌が荒れてしまうという方も多いでしょう。
例え一時的なことであっても、肌が荒れるのは嫌なものです。
それに、肌荒れが起こるとバリア機能が低下するため、これを繰り返すことで肌トラブルが起こりやすくなります。
そんな厄介な季節の変わり目の肌荒れの原因を知って、予防法を実践することが、健康な肌を保つための秘訣です。
季節の変わり目の肌荒れの原因
季節の変わり目には、温度が大きく変化します。
日本には四季があるので、体が感じる温度の変化は緩やかかもしれません。
しかし、自分で感じるのはそれほどではなくても、体や肌というのは温度に対してとても敏感なので、温度差があるとものすごいストレスになります。
さらに近年は温暖化の影響によって、気温が安定しなくなってきています。
普通なら肌寒さが残る春先でも真夏日になったり、秋なのに冷え込みがひどくなったりしますが、こういった温度の変化は肌に大きなストレスを与えるので季節の変わり目は肌荒れが起こりやすいのですね。
ゆらぎ肌の症状
季節の変わり目に肌荒れが起こりやすい肌のことをゆらぎ肌と言いますが、こういった肌質には独特の症状があります。
ゆらぎ肌はバリア機能が低下しているため、余計に気温の影響を受けやすいです。
そしてバリア機能が低下しているということは、水分保持機能が弱っていて、外部の刺激を受けやすい状態なので、皮脂が過剰分泌されます。
そのためニキビや吹き出物の症状が起こりやすいのが特徴です。
また、典型的な症状としては赤みやかゆみがあります。
バリア機能が低下すると、気温の変化による刺激はもちろん、空気中のホコリなどからも刺激を受けるので、赤みやかゆみが出やすくなるのです。
ゆらぎ肌の対策法
ゆらぎ肌はバリア機能が普通肌よりも弱っている状態ですから、まずはこの機能を強化する必要があります。
バリア機能は角質層が保湿力を保つことで強化されるので、角質層の保湿成分をたっぷり補給しましょう。
角質層で保湿の働きをしているのは、天然保湿因子とセラミドです。
特にセラミドはバリア成分の約50%を占める成分なので、保湿力を高めるにはセラミドが入った基礎化粧品でスキンケアをするのがもっとも効果的です。
セラミド配合の化粧水をコットンにたっぷり含ませたら、おでこ、頬、目の周り、あごなどに乗せてコットンパックをしましょう。
コットンパック後はセラミドが逃げないように、肌に負担の少ない乳液で蓋をすれば、バリア機能を強化してゆらぎ肌の改善につながります。
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