生理が始まると肌荒れするのは仕方ない?予防のコツはあるのか

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生理は体にあらゆる不調を引き起こしますが、その中の一つに肌荒れがあります。
ただでさえ体調がすぐれず憂鬱なのに、肌荒れまで起こるのは本当に嫌なものですが、生理で肌が荒れるのはよくあることなので諦めている方も多いのではないでしょうか。
ですが、当たり前になっている生理の肌荒れも予防法があるので、コツを覚えておきましょう。

肌荒れの原因

生理で肌が荒れるのは女性ホルモンが大きく関係しています。
女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンの2種類がありますが、生理前にはプロゲステロンの分泌量が多くなります。
プロゲステロンは妊娠を促したり、妊娠したときのために栄養や水分を蓄える働きをしていますが、他にも皮脂の分泌量を増やすという働きがあります。
そのため、生理前になると皮脂が過剰に分泌されて、毛穴が塞がれてしまいニキビや吹き出物ができやすくなります。
また、メラニンの生成も活性化されるため、生理が始まる頃には肌トラブルが起こったり、肌がどんよりくすんだりしてしまうのです。

糖分を控える

脂分は皮脂腺を刺激するので、脂っこい食事に偏ると皮脂の分泌量が増えますが、もう一つ糖分も皮脂を過剰分泌させる原因になります。
糖分はビタミンB群によって代謝されるため、糖分をたくさん摂取するとビタミンB群が不足します。
ビタミンB群には皮脂量をコントロールするという働きがあるので、不足すると皮脂の分泌量を増やしてしまいます。
また、皮脂の主成分は中性脂肪ですが、糖分が変性すると中性脂肪になります。
中性脂肪は皮下脂肪として蓄積されますがそれだけではなく、皮脂になって排出されるため、糖分を摂りすぎると必然的に皮脂量を増やしてしまうのです。
糖分が多い食生活をしていると、生理前にプロゲステロンの分泌量が増えることと相まって、皮脂がどんどん分泌されて肌荒れがひどくなるので、糖分の摂取を控えましょう。
野菜にはビタミンが豊富に含まれますから、糖分を控えると同時に野菜をたっぷり摂るようにすると肌荒れを防ぐ効果が期待できます。

良質な睡眠を取る

睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、肌のダメージを回復したり修復する働きをしてくれるので、肌荒れの予防に大きな効果を発揮してくれます。
ただし分泌されるのは就寝から3時間までの間で、この時間に質の良い睡眠が取れていないと分泌量が減少し、肌荒れを防げません。
良質な睡眠は、ストレスを溜めないこと、リラックスした状態で眠りにつくことがポイントなので、ストレッチをしたり静かな音楽を聴くなど寝る前の環境を整えてから睡眠を取りましょう。

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