海やプールから帰って鏡を見たら、水着の線がくっきり残っていた。腕だけ色が違う、という夏もありますよね。
焼けた肌はいつ戻るのか、何をすれば早いのか、気になるところだと思います。
この記事では、色が戻るまでの目安と、日焼け直後にやることを整理します。生活習慣とスキンケアで押さえたいポイント、時期ごとに使いたいアイテムもまとめました。
焼けてしまった肌をこれ以上こじらせたくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
日焼けした肌が元に戻るまでの時間
肌の入れ替わりの目安は約28日
皮膚の表面は一定の周期で新しい細胞に入れ替わっていて、この周期はおよそ28日と言われています。日焼けで濃くなった色は、この入れ替わりとともに少しずつ薄くなっていきます。
つまり、翌日に白く戻す方法はありません。
周期は年齢を重ねるほど長くなるとされ、色が抜けるまでにはこれより時間がかかることもあります。濃く焼けたところほど、薄くなるまでに日数が必要になる場合もあります。
戻りにくくなるのは炎症が長引いたとき
赤みやヒリつきが強いまま放っておくと、色が濃く残る「炎症後の色素沈着」につながる場合があります。
赤みが残っている数日をどう過ごすかで、そのあとの戻り方は変わります。焦って何かを足すより、まず炎症を鎮めるほうが先です。
赤みが引くまでの数日にやること
まず冷やす
日焼けは、軽いやけどと同じように熱を持った状態です。帰宅したら、着替えより先に冷やします。
- シャワーの冷水や流水を当てて、表面の熱を取る
- タオルで包んだ保冷剤を、ヒリつく部分に当てる
- 痛みが落ち着くまで、休みながら繰り返す
保冷剤を直接当てると冷えすぎて、かえって肌を傷めます。すぐに冷やせない場所では、スプレータイプの化粧水で水分を足しておき、帰宅してから改めて冷やします。
広い範囲に水ぶくれができている、痛みで眠れないというときは、自分でケアせず皮膚科を受診しましょう。
熱が引いてから水分を足す
ほてりが落ち着いたら、化粧水で水分を補います。コットンでこすらず、手のひらで押さえるようになじませるのがポイントです。
顔だけで終わらせないこと。焼けた腕や肩、うなじにも同じように行き渡らせます。
この時期に避けたいこと
- 熱いお風呂、長時間の入浴
- スクラブやピーリングなど、こする・削るケア
- 美容液など、刺激を感じるものを新しく足すこと
- 皮がむけてきたときに、無理にはがすこと
むけかけの皮を引っぱると、下にできたばかりの皮膚まで傷つけてしまいます。自然に落ちるまで待ちましょう。
色が戻るまでの数週間に見直したい生活習慣
焼けた色が抜けるまでの数週間は、毎日の過ごし方がそのまま結果に出ます。ここでは3つに絞って紹介します。
これ以上焼かない
いちばん効くのは、ダメージを上乗せしないことです。
日焼け止めは量が足りないと、表示されている数値どおりには働きません。
顔なら、液状タイプで1円玉大を1回。これを2回重ねて、合計2枚分が目安です。
腕や脚は、容器から直接線を引くように出して伸ばします。
水着の線がくっきり出た部分は、焼けた側にも同じように塗ります。これから浴びる量にまで差がつくと、境目はさらにはっきりしてしまいます。
帽子や日傘を併用すれば、塗り直しの回数も減らせます。UVカット機能のあるサングラスを足すと、目に届く紫外線も抑えられます。
日焼け止めの選び方はUVクリームで日焼け知らずの肌へ!選び方とおすすめ商品を紹介でも解説しています。
食事はたんぱく質とビタミンを意識する
肌が入れ替わるまでの数週間は、材料が切れないほうが安心です。たんぱく質は、次のような食品から毎食1品ずつ入れておくと切れません。
- 納豆、豆腐などの大豆製品
- 卵、鶏むね肉、サラダチキン
- さばやツナの缶詰
夏は麺類だけで済ませがちです。冷奴を1品足すくらいで足ります。
ビタミンCは体にためておけない栄養素と言われています。朝と夜に分けてとるなら、キウイやパプリカが手軽です。
寝る前の2つを見直す
回復を待つ時期は、眠る時間を削らないでおきたいところです。
入浴は寝る2時間前まで。布団のなかでスマホを見る時間は短めに。
この2つを変えるだけでも、眠りにつきやすくなると言われています。
肌が落ち着いてから始めるスキンケア
ヒリつきが取れたら、次の段階に進みます。順番を間違えると刺激になるので、時期を分けて考えるのが安全です。
薬用美白は肌が落ち着いてから
薬用美白(医薬部外品)の美容液は、メラニンの生成をおさえてシミ・そばかすを防ぐためのものです。今ある色を消すものではありません。
だからこそ、焼けた直後に慌てて使うより、これから濃くならないように続けるほうが役割に合っています。
始めるのは赤みが引いてから。使う回数は商品の表示にしたがい、腕の内側など狭い範囲から試して、ヒリつくようなら中止してください。
使い始めた週に変化を探すのではなく、次の入れ替わりまで続けるつもりで取り入れてみてください。
角質ケアはいつから再開する?
皮がむけている間は、スクラブもピーリングもお休みです。
手ざわりが元に戻り、赤みも引いてから。週1回ほどで様子を見るくらいがちょうどよいでしょう。
保湿は毎日続ける
乾いた肌は、皮むけも色ムラも目立ちます。化粧水のあとに乳液やクリームでふたをすると、水分が逃げるのを抑えられます。
水着の線が出た境目は、乾きも段差になって見えます。顔と同じ密度で体にも塗っておきたいところです。
後回しになりがちなのは体のほうです。お風呂上がりに腕と脚だけでも塗る、と決めておくと続きます。
夏場のケア全体は夏のスキンケアで迷わない!保湿・UV対策アイテムの選び方とおすすめを解説にまとめています。
サロンの施術は日焼けの状態を伝えてから
脱毛や光を使うフェイシャルは、日焼け直後だと施術を断られることがあります。予約の前に肌の状態を伝えておけば、当日になって受けられないという行き違いを防げます。
伝えるときは「先週末に海で焼けて、まだ赤みが残っています」と、時期と状態をセットで。程度によっては、日程をずらす提案をしてもらえます。
日焼け後のケアに使いたいアイテム
ここからは、時期ごとに使うアイテムを紹介します。価格や在庫は変わるので、最新の情報は各ページで確認してください。
日焼け直後、外出先での水分補給に
直後の肌には、触れる回数を減らしたいところ。手で広げずに使えるタイプなら、こする心配がありません。
アベンヌ ウオーター S(アベンヌ/150g。50g・300gもあり)
アベンヌ温泉水100%、無香料のスプレー化粧水です。シャワーを浴びられない外出先でも吹きかけられるので、帰宅して冷やすまでのつなぎに使えます。
水分を切らさないもの
ヒリつきが引いてからは、乾かさないことが仕事になります。水分だけを足すのか、あせも対策まで兼ねるのか。
使える部位も商品ごとに違うので、そこを確かめておくと迷いません。
ナチュリエ ハトムギ化粧水(スキンコンディショナーR)(ナチュリエ/500mL)
天然保湿成分のハトムギエキスを配合した500mLの化粧水です。さっぱりした使用感で重ねづけしやすく、乾燥が強い日は乳液やクリームと組み合わせてください。
キュレル ジェルローション【医薬部外品】(キュレル/220mL)
顔・からだ用のジェルタイプで、汗などによる肌荒れ・あせもを防ぐ消炎剤を配合しています。ただし傷やはれもの、湿疹があるところには使えないので、皮むけや水ぶくれが出ている間は避けてください。
モイスチャーライジング アフターサンジェル ペパーミント/薄荷(MARKS&WEB/130g)
メーカーが身体用として案内している、夏季数量限定のジェルです。清涼剤にハッカ油とメントールを使っているので、顔には使わず、赤みやヒリつきが引いてから体の乾燥ケアに取り入れてください。
シミ・そばかすを防ぐ薬用美白
ここからは、赤みが引いてから使うグループです。有効成分の種類と、1回に使う量の感覚が合うかどうかで選ぶと続けられます。
メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液【医薬部外品】(メラノCC/20mL)
美白有効成分の活性型ビタミンC(アスコルビン酸)に、ピリドキシン塩酸塩やアラントインを組み合わせた美容液です。公式の目安は1回4〜5滴と少なく、1日1回なら1本で約5〜6か月と案内されています。
ちふれ 美白美容液 VC&AR【医薬部外品】(ちふれ/30mL)
安定型ビタミンC誘導体とアルブチン、2種類の美白有効成分を配合した美容液です。化粧水のあと2〜3滴を顔全体になじませて使い、詰替用もあります。
肌美精 ターニングケア美白 薬用美白美容液【医薬部外品】(肌美精/30mL)
美白有効成分の高純度ビタミンCと、消炎成分のトラネキサム酸を配合しています。スポイトで必要な量を取るタイプで、サラリとした感触なので朝のスキンケアにも重ねられます。
毎日塗る日焼け止め
朝の支度に組み込むものなので、続けられるかどうかが基準になります。質感の好みと、使う範囲に見合う容量を見ておくと選びやすくなります。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス(ビオレUV/70g)
SPF50+・PA++++、UV耐水性★★の顔・からだ用で、せっけんで落とせます。70gと持ち歩きやすいサイズで、みずみずしい使用感なので朝の塗り直しも続けられます。
サンカット パーフェクトUV エッセンス(サンカット/120g)
120gの大容量で、腕や脚まで含めて全身に使う人向けです。SPF50+・PA++++、UV耐水性★★のスーパーウォータープルーフで、化粧下地としても使えます。
日焼けした肌は直後のケアと毎日の習慣で戻していきましょう
今回は、日焼けした肌を白くする方法として、直後の対処と生活習慣、スキンケアの順番を紹介しました。
色が抜けるまでの目安は約28日。その間に追加で焼かないことと、保湿を続けることが、遠回りに見えていちばん確実です。
次のレジャーを楽しみに待ちましょう。








