朝しっかり上げたはずのまつ毛が、昼過ぎにはもう下がっている。鏡を見るたびにがっかりする、という方は少なくないのではないでしょうか。
そんなときに候補に挙がるのが、熱の力でカールをつくるホットビューラーです。この記事では、普通のビューラーとの違いから基本の使い方、選ぶときに見る3つのポイント、タイプ別のおすすめ5本、マスカラとの合わせ方まで順に紹介します。
まつ毛のカールを長く楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットビューラーとは?普通のビューラーとの違い
熱の力でまつ毛を立ち上げるアイテム
ホットビューラーは、加熱された部分をまつ毛に当てて熱の力でカールをつくるアイテムです。機械的に挟んで曲げる普通のビューラーとは、力のかけ方が違います。
本体の形はクリップ式・コーム型・パネル型に分かれ、どこにどう熱を当てるかがそれぞれ違います。
仕上がりが長持ちする理由
普通のビューラーは物理的に折り曲げているだけなので、時間が経つとまつ毛が元の生え癖に戻ってきます。
ホットビューラーは熱でクセ付けをするため、ヘアアイロンでカールを付けるのと近い仕組みで形が保たれるとされています。持続する時間には個人差があります。
ホットビューラーの使い方【基本ステップ】
使う前にひと手間
使う順番は製品ごとに指定があるので、取扱説明書を先に確認してください。素まつ毛に使うものが多い一方、マスカラの上から仕上げに使う想定の製品もあります。
- まつ毛の油分をティッシュで軽くオフする
- 普通のビューラーで根元を軽く持ち上げておく
油分が残っているとカールが付きにくいことがあります。時間がない朝は、2つ目だけでも構いません。
根元から毛先までのカール手順
- 電源を入れ、製品の目安時間だけ加熱を待つ(カバーを開くだけで電源が入る製品もあります)
- 根元にヒーター部分を軽く当て、数秒キープする
- 中間から毛先へと少しずつ位置をずらしながら熱を通す
- ヒーターを離し、カールが落ち着くまで数秒待つ
当てる時間の目安は製品ごとに違います。貝印の公式サイトでは、まつ毛に当てる時間を約2〜3秒と案内しています。
使うときの注意点
ヒーター部分は高温になります。まぶたや目の際に直接触れないよう気をつけましょう。
- 1か所に長く当て続けない(焦げつき・やけどの原因になります)
- 目に痛みや充血、違和感が出たら使用を中止する
- マツエクやつけまつげをしている場合は、施術サロンや取扱説明書で熱を当ててよいか確認する
毎日使っても大丈夫?
毎朝の習慣にする前提なら、まつ毛への当たり方を控えめにしておくのが無難です。
温度を選べる製品は低い段階から。温度が固定の製品なら、当てる時間を目安より短めにして様子を見るところから始めてみてください。
まつ毛の状態が気になる日は普通のビューラーに切り替える、という使い分けもあります。
失敗しない選び方のポイント
「熱を当てたのにカールがつかない」「毛先がチリチリになった」。使い方でつまずくこともありますが、製品選びの時点でずれていると挽回が難しくなります。
次の3点を先に決めておきましょう。
温度調整の段階をチェック
温度が固定のタイプは、電源を入れて待つだけ。操作に迷わないので、初めての1本に向いています。
複数段階から選べるタイプなら、まつ毛の太さや硬さに合わせて調整できます。硬くて上がりにくいまつ毛には高めの温度、細く柔らかいまつ毛には低めの温度、という使い分けが可能です。
なお予熱時間は、どのタイプでもおおむね1〜2分かかります。朝は少し前に電源を入れておくと、待たずに済みます。
本体の形で選ぶ
- クリップ式:根元を挟んで、立ち上がりの角度を付ける
- コーム型:くしの歯でまつ毛を1本ずつすくう
- パネル型:平らな面を根元に押し当てる
束感のあるセパレートまつ毛にしたいならコーム型、根元からぐっと立ち上げたいならクリップ式、と仕上がりのイメージから逆算するといいでしょう。
電源方式で選ぶ
乾電池式は、電池を入れ替えればすぐ使えます。充電を忘れて朝に慌てる心配がありません。
乾電池式でも、充電式ニッケル水素電池に対応する製品なら繰り返し使えます。電池の買い置きや交換の手間を避けたい方は、Type-C充電式を選ぶと管理がラクになります。
おすすめホットビューラー5選
先ほどの3点をふまえて、得意な仕上がりと使うシーンが重ならないよう5本を選びました。いずれも数千円台までのレンジに収まります。
価格は販売店やタイミングで変わるので、リンク先で確認してみてください。
貝印 ホットアイラッシュカーラー グラマラスレッド|操作に迷わないパネル型
ホットアイラッシュカーラー グラマラスレッド(貝印/KQ0342)
カバーを開いてアームを立ち上げると電源が入り、収納すればオフになります。スイッチを探す必要がありません。
電源は単4形アルカリ乾電池1本(別売)。公式では、1日1回・約3分の使用で約2週間もつ目安が示されています。
温度をまつ毛に合わせて変えたい方には、段階調整のあるタイプが向きます。
パナソニック まつげくるん セパレートコーム|毛先まで広げるコーム型
まつげくるん セパレートコーム(パナソニック/EH-SE51-P)
独自の「セパレートコーム」が、毛先まで1本1本を扇状に広げるのが持ち味です。下まつ毛にも対応しています(パナソニック公式)。
本体は約19g(電池別)と軽量。電源は単3形の乾電池のほか、充電式ニッケル水素電池も使えます。
コームは取り外して掃除できます。
RENAGE ホットビューラー|温度を4段階から選べるタイプ
ホットビューラー(RENAGE/ECR-M10)
温度は55℃・65℃・75℃・85℃の4段階。温度検知シリコンの色が黒から白に変わり、使えるタイミングを知らせてくれます。
電源はType-C充電です(ACアダプターは付属しません)。付属品の内容は販売ページによって異なる場合があるため、購入前に確認してください。
メーカーはマスカラ下地とマスカラでベースを作ってから使う手順を案内しており、素まつ毛に使う他製品とは順番が違います。マツエク・つけまつげにも使えるとしていますが、施術を受けている方は事前にサロンへ確認しておくと確実です。
ANLAN ホットビューラー クリップ式|持ち歩きに向く軽量タイプ
ホットビューラー クリップ式(ANLAN/J-E02)
重さ約40gのクリップ式で、ポーチに入れてもかさばりません。
- 温度:65℃・85℃の2段階
- 稼働時間:1回の充電で約250分(65℃時のメーカー公表値)
- 電源:Type-C充電(約90分)
ひとつ注意点があります。Amazonの商品ページには、奥二重や下まつ毛には対応していないと記載があります。当てはまる方は、別のタイプも見比べてみてください。
FESTINO 充電式ホットアイラッシュカーラー|目頭・目尻までとらえるアーチ型コーム
充電式ホットアイラッシュカーラー(FESTINO/SMHB-024)
ハンドルのリングを回して電源を入れる回転式スイッチで、ポーチの中での誤作動を防げます。同じコーム型でも、まぶたのカーブに沿うアーチ形状で目頭・目尻の取りこぼしに強いのが持ち味です。
温度センサーの表示が赤から黄色に変われば使いどき。周囲温度25℃で約30秒が目安です。
USB充電式でバッテリー残量を確認できるライト付き。温度は段階で選べないため、まつ毛に合わせて細かく調整したい方には物足りないかもしれません。
もっと上手に使うためのコツ
マスカラとの順番でカールが変わる
基本は、素まつ毛にホットビューラーを当ててからマスカラを重ねる流れです。
ただし製品によっては、マスカラを塗って乾かしたあとの仕上げに使うことを想定したものもあります。こうした指定はメーカーごとに違うので、自分の製品の説明書を確かめてから試してみてください。
お手入れで清潔に保つ
ヒーター部分はマスカラの油分やほこりが付着する場所です。使用後は付属のブラシなどで軽く汚れを落としておきましょう。
水洗いの可否は製品ごとに異なります。手入れの方法も説明書に従ってください。
毎朝のカールが面倒になったら
カールを自分でつくる時間が惜しい、という場合はまつげパーマという選択肢もあります。
持ちの目安や自分のまつ毛の状態に合うかどうかは、サロンのカウンセリングで相談できます。料金や仕上がりの好みも含めて、一度聞いてみるのもいいでしょう。
ホットビューラーで理想のまつげカールを手に入れよう
今回は、ホットビューラーの基本と使い方、選び方の3つのポイント、タイプ別のおすすめ5選、そしてマスカラとの合わせ方やお手入れまで紹介しました。
熱でクセ付けする分、普通のビューラーより形が戻りにくいと言われています。自分の生活に合う1本を見つけて、理想のまつげカールを楽しんでみてください。




