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「また同じところに出ている」と鏡の前でため息が出る朝は、10代のころとは違う困り方があります。
ケアを変えていないのに、気になる場所が昔と変わった。そう感じることはないでしょうか。
この記事では、思春期のニキビとの違い、気になる場所ごとに触れているもの、繰り返すときに見直したいスキンケアを紹介します。スキンケア以外で見直したいことや、皮膚科に相談したい場面にも触れます。
同じ場所を何度も繰り返していて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トピック
大人ニキビは思春期のニキビと何が違う?
ニキビができる流れはシンプル
毛穴の出口がふさがって皮脂が閉じ込められる。ニキビはここから始まると言われています。
ふさがる理由が、10代と大人では違います。10代は皮脂の量、大人は乾いてかたくなった肌の状態も関わってきます。
出る場所の傾向が変わる
10代のころは、おでこや鼻のまわりに集まっていた方も多いのではないでしょうか。
大人になると顎やフェイスライン、口のまわりが加わります。おでこや頬も、触れているものが変わることで出方が変わってきます。
数はそれほど多くないのに、同じ場所に何度も出る。20代以降のこうした出方が「大人ニキビ」と呼ばれています。
大人はきっかけが1つに絞れない
思春期には、皮脂の増加という分かりやすい背景がありました。大人の場合はそこに乾燥、メイク、髪やマスクの摩擦、生活のリズムや気持ちの張りが重なります。
原因をなかなか1つに絞れません。
だからこそ、出ている場所が手がかりになります。そのまわりで何が触れているかを振り返ると、思い当たるものが見つかるかもしれません。
大人ニキビが気になる場所と、考えられる原因
繰り返す位置には、共通して触れているものがあることが多いようです。顎なら襟やマスク、おでこなら前髪、頬なら枕カバー。
場所だけで原因が1つに決まるわけではありませんが、考えられる原因を絞り込む手がかりになります。
自分が悩んでいる場所に近いところから読み進めるのがおすすめです。
顎・フェイスライン
10代のころには気にならなかった位置かもしれません。
原因として考えたいのが、触れているものです。
- 頬杖をついたときの手
- マスクのゴム
- シャツの襟
- 下を向いたときの髪の毛先
触れるもののほかに気をつけたいのが、すすぎです。顔の中心はていねいに流しても、輪郭は手が届きにくいところです。
同じ場所で繰り返すときの見直し方は、別記事で詳しく紹介しています。
顎ニキビが繰り返すのはなぜ?フェイスラインのケアと見直したい習慣を紹介!
おでこ
前髪の下に、小さなぶつぶつが並ぶ。髪が一日中触れている場所なので、摩擦と整髪料の両方が関わることがあります。
スプレーやワックスを前髪に使った日は、地肌に近い部分にも付いています。シャンプーの泡が生え際に残るのも見落としがちです。
前髪が肌に当たるのが気になるなら、次のカットで長さや流し方を相談するのも手です。
前髪の扱いと髪の洗い方は、こちらで詳しく紹介しています。
おでこニキビはヘアケアから見直す!前髪の扱いと洗い方のポイントを紹介
頬
範囲が広いぶん、跡が残ると目立つ場所です。
枕カバーは寝ているあいだ、ずっと同じ面が当たっています。通話中のスマホや頬杖も同じで、長い時間触れたままです。
冬になると頬だけかさつくなら、保湿の量が足りているかを一度見直したいところ。皮脂が少なめの部分です。
口まわり・鼻
食事のあとの拭き取り、マスクの内側の湿気。口のまわりには刺激が集まります。
ゴシゴシ拭かず、押さえるように水分を取るだけでも摩擦は減ります。
鼻は年代を問わず皮脂が多く、大人になっても毛穴のつまりが目立つことがあります。無理に押し出すのは避けて、触らないでおきましょう。
繰り返すときに見直したいスキンケア
場所によって触れているものは違っても、土台になるケアは共通です。新しいものを足すより、いまやっていることの点検が先です。
朝と夜の順番は、こちらで詳しく紹介しています。
ニキビが気になる肌のスキンケア手順!洗顔から保湿までのポイントを紹介
洗顔は回数より洗い方
朝と夜の1日2回が基本とされています。汗をかいた日に洗い直すかは、肌のつっぱり具合で決めるといいでしょう。
泡を立てて、指が直接肌に当たらない程度の力で動かします。すすぎはぬるま湯で、生え際とフェイスラインまで。
気になるところだけ念入りにこすると、摩擦がその一点に集まります。
保湿を省かない
ニキビがあると、油分を足して悪くならないか迷いませんか。
ただ、乾いた肌のほうが毛穴の出口はふさがりやすいと言われています。つっぱる部分と皮脂が出る部分が同時にあることも珍しくありません。
見直したいのは量ではなく、感触です。テクスチャー(=つけたときの感触)を、とろみのあるものからさらっとしたものに替えると続けやすくなります。
メイクを落とすとき
落とし残しが出るのは、だいたい決まった場所です。
- 髪の生え際
- 小鼻のわき
- フェイスラインの内側
時間をかけて何度もこするより、なじませてから短時間で流したほうが肌への負担は軽くなります。
マスカラや色の濃いリップは、専用のリムーバーで先に落としておきましょう。顔全体をこする回数が減ります。
人と会う日にカバーしたいときは、隠す側の手順もあわせて知っておくと落とすところまで組み立てやすくなります。
ニキビを隠すメイクは厚塗りしないのがコツ!自然にカバーする手順を紹介
スキンケア以外で見直したいこと
ケアを整えても波があるなら、生活の側にも手がかりがあります。
生理の周期
生理の1週間ほど前から顎まわりが気になる。この時期の変化は、ホルモンの動きと関係があるとされています。
手帳やアプリに「気になった日」をメモしておくと、あとで見返せます。
周期と重なっているなら、その週は肌に触れる工程を増やさない、といった先回りができます。
睡眠・食事と気持ちの余裕
夜更かしが続いた週は、肌の調子が変わった気がしませんか。仕事が立て込む時期と重なることもあります。
特定の食べ物を断つより、食事や就寝の時間が大きくずれていないかを見るほうが現実的です。
気持ちに余裕がないときは、ケアの手順を増やさないほうが続きます。
髪・寝具・マスクの摩擦
枕カバーを替えると、顔が触れる面をリセットできます。週の初めなど、替える日を決めておくと続きます。
家では髪を結んで顔から離す。マスクは、頬やフェイスラインに強く当たらないサイズを選びましょう。
どれも小さなことですが、同じ場所に繰り返しているなら、洗顔と保湿の点検とあわせて見直したいところです。
汗をかく時期はマスクの中の状態も変わります。夏場の過ごし方はこちらでまとめています。
夏はニキビが気になる季節!汗・皮脂・マスクとのつき合い方のポイントを紹介
皮膚科に相談したい場面
替えた化粧品で赤みやヒリつきが出たら、その時点で使うのをやめてください。
化粧品でのケアは、医療の代わりにはなりません。次のような場合は、自分で対処を続けるより相談したほうが安心です。
- 痛みや赤みが強いとき
- 広い範囲に出ているとき
- 何か月も同じ場所を繰り返しているとき
- 跡が残るのが気になるとき
迷っているあいだに触ってしまうのが、いちばん避けたい流れです。気になった段階で相談しておくと、ケアの方向を決められます。
大人ニキビは場所ごとの原因を手がかりにケアを見直す
今回は、大人ニキビが気になる部位ごとに考えられる原因と、繰り返すときに見直したいケアを紹介しました。
痛みが強いときは皮膚科の力を借りながら、触れているものの見直しを重ねてみてください。
洗顔と保湿の点検から、気軽に始めていきましょう。
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