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朝はふんわりしていたのに、夕方の窓ガラスに映った自分はトップがぺたんこ。そんな日が増えていませんか。
髪のボリュームは、髪質だけで決まるものではありません。
この記事では、ボリュームがなくなる原因と、今夜から試せる乾かし方、毎日のケアをまとめました。美容室でのオーダーや、根元を立ち上げるアイテムも紹介します。
ぺたんこ髪が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トピック
髪のボリュームがなくなるのはなぜ?考えられる原因
原因はひとつではありません。髪そのものの変化、頭皮の状態、毛先の重さ、毎日のクセ。
心当たりを探しながら読み進めてみましょう。
髪が細くなり、ハリとコシが落ちる
同じ本数でも、1本が細くなれば束ねたときの厚みは減ります。ゴムで結んだ毛束が以前より頼りない、というのは分かりやすい変化です。
髪の太さやハリは、加齢や女性ホルモンの変化に影響を受けると言われています。出産後や更年期の前後は、そのバランスがゆらぐ時期にあたるとされています。
頭皮のこわばりと、毛穴に残る皮脂
頭のてっぺんに指を当てて、前後に動かしてみましょう。額の皮膚と比べて動きが渋いと感じるかもしれません。
毛穴に皮脂が残った状態も、根元が寝たまま落ち着く一因と言われています。
洗ったはずなのに昼過ぎには束になる日は、ここが関係している場合もあります。
毛先の重さとダメージでつぶれる
カラーやアイロンを重ねた髪は、水分を含んだときに重くなります。伸ばしっぱなしの毛先も同じで、下に引っ張る力がトップの立ち上がりを奪います。
毛先に重ねたトリートメントの量も、乾いたあとの重さ。
いつも同じ分け目で、自然乾燥している
毎日同じ位置で分けていると、根元はその方向に寝たまま形を覚えます。
お風呂上がりに自然乾燥している場合は、根元が倒れた状態のまま乾きます。ここは道具もお金もかけずに変えられる部分でしょう。
今日からできる!ふんわり見せる乾かし方
ボリュームは、乾かす順番でかなり変わります。特別な道具をそろえなくても、今夜から試せる内容です。
根元から乾かす順番
- タオルドライでは、毛先より先に頭皮の水分を拭き取る
- ドライヤーを後頭部から当て、指を地肌に入れて左右に動かしながら根元を乾かす
- 頭を下げ、下から風を当てて毛流れに逆らわせる
- 最後に上から風を当てて表面を整え、冷風で形を落ち着かせる
地肌が乾く前に毛先へ移らないのがコツ。ここを押さえておくと、夕方までの持ちが変わってきます。
分け目を逆側にずらして乾かす
いつもの分け目から少しずらし、逆方向に風を当てながら乾かします。乾いてから手ぐしで元の位置に戻すと、根元が起きたまま分け目が落ち着きます。
指先でジグザグに分けると、境目の地肌も目立ちません。
つぶれさせない朝のひと手間と、夕方の立て直し
朝のセットでトップにだけカーラーを1本入れておき、メイクをしている数分の間に外す。このひと手間で、午後の見え方が違ってきます。
外出先では、髪をめくって根元に手ぐしを入れ、内側から空気を含ませるだけでも印象が変わります。帽子を取った後や、雨の日の午後に覚えておくと便利です。
ボリュームを保つための毎日のケア
スタイリングで立ち上げても、土台が変わらなければ夕方には戻ります。洗い方、つける場所、そして体の内側から。
順番に見直していきましょう。
洗うのは髪ではなく頭皮
- シャンプーの前に、お湯だけで流す時間を長めに取る
- 泡は指の腹で地肌に運び、爪を立てずに動かす
- すすぎは、泡のぬめりが消えるまで
生え際とえり足はすすぎ残しが出るところ。
ここに残ると、翌朝の根元がべたつきます。
トリートメントは根元につけない
コンディショナーやトリートメントの守備範囲は、耳から下の毛先です。
根元に塗ると、その重さで立ち上がりが出にくくなります。洗い流さないタイプも同じで、根元用と書かれていない限り頭皮には広げません。
食事と、変化が急なときの相談先
髪の主な材料はたんぱく質です。朝食を抜く日が続いたり、無理な食事制限をしていたりすると、髪を作る材料が不足することもあります。
抜け毛が急に増えた、地肌の見える範囲が広がった。そんなときは自己判断せず、皮膚科や女性の薄毛外来で相談してみてください。
美容室のオーダーで変えられること
カットとパーマは、家でのセットの土台です。伝え方を少し変えるだけで、仕上がりは近づきます。
行きつけのサロンがなければ、トップにふんわり感のあるスタイル写真を載せているお店から探すのも手です。
トップに高さが出るカットを頼む
レイヤー(=上の髪を短く、下を長く残す段差)を入れると、髪の重なりが減って根元に空気が入ります。入れる位置によっては、横から見たときの丸みも出せます。
「ボリュームが出るようにしてください」より、「トップに高さがほしい」と伝えるほうが、イメージを共有できます。
根元だけを立ち上げるという選択肢
毛先を巻かず、根元にだけかけるパーマを用意しているサロンもあります。呼び方はサロンごとに違うので、「トップの根元だけ立ち上げたい」と言葉で伝えるのが確実です。
料金や所要時間は、かける範囲や方法で変わります。髪や頭皮の状態によっては勧められない場合もあるため、カウンセリングで確認しましょう。
避けたい頼み方
- 段差を入れない重めのワンレングス
- 「とりあえず伸ばす」まま何ヶ月も放置すること
- 厚く重い前髪
いずれも毛先の重さでトップが引っ張られる形。ボリュームを求めるなら、長さより重さを減らすほうが近道です。
ボリュームがない髪におすすめのアイテム
アイテムは「洗う」「補う」「立ち上げて保つ」の3つに分けて考えると、迷いが減ります。
すべてを1本で済ませようとしないほうが、結果的に近道です。
根元から洗い上げるボリュームケアシャンプー
見るのは、洗浄成分と仕上がりの方向です。しっとり系は毛先がまとまる代わりに根元が重くなることもあるため、ボリュームをうたったラインから選びます。
洗浄成分の種類は、パッケージの成分表示で確認できます。アミノ酸系かどうかを見て絞り込む方法もあります。
エアリーふんわりリペア ボリュームアップ コラーゲン シャンプー ポンプ(パンテーン/400mL)
公式によると、シリーズはパンテノールを配合し、シャンプーはボリュームケアをしながら洗い上げる設計です。香りは洋梨やすずらんを思わせる香調。
ドラッグストアでも取り扱いのあるシリーズです。
プレミアム ボリューム&リペア シャンプー(TSUBAKI/450mL)
公式が「ハリ・コシのなさが気になる髪に」と対象をはっきり書いている1本。タウリンやアスパラギン酸を組み合わせたボリュームリッチコンプレックスに、椿オイルフォースを合わせています。
Amazonのリンク先は、コンディショナーとの2本セットです。
エクセレント シャンプー(大島椿/300mL)
精製ツバキ油に、保護・補修・保湿の3成分を合わせたアミノ酸系のノンシリコンシャンプー。公式は「指の腹で頭皮をマッサージするように洗う」使い方を案内しています。
頭皮側から見直したい方に。
ハリ・コシを補う洗い流さないケア
洗い流さないケアは、つける場所で選び分けます。
根元に使えると明記されたものか、細い髪向けと書かれたものが候補になります。
海藻 ボリュームアップ ヘア エッセンス(ラサーナ/75mL)
根元になじませてから乾かす、という順番が使い方に含まれているポンプ式の洗い流さないトリートメント。オーガニックヒマワリオイルコートEX、毛髪浸透型コラーゲン&シルク、海藻エキスを配合しています。
使用量の目安は、ショートで1〜2プッシュです。
ボタニカルボリューム&ダメージリペア ヘアミルク(ピオラ/150g)
猫っ毛・細毛に向けて作られたヘアミルクで、10種のCMC成分と6種の植物オイルを配合。お風呂上がりの濡れた髪にも、コテやアイロンの前にも使えるとメーカーは説明しています。
2026年2月に発売された商品です。
根元を立ち上げる・キープするスタイリングアイテム
スタイリング剤は、使うタイミングで役割が分かれます。乾かす前に仕込むものと、できあがった形を保つもの。
朝の立ち上がりでつまずくのか、夕方のつぶれでつまずくのか。そこで選ぶ1本が決まります。
プラーミア ボリューマイザー プラス(ミルボン/120g)
分け目やつむじに狙って塗れる、炭酸配合の弱酸性フォームです。公式の手順は、タオルドライ後に卵1個分を手に広げ、泡をつぶすように根元へなじませてから乾かすというもの。
サロン専売品なので、購入は通販か行きつけの美容室で。
スパイス ミスト ボリュームアップ(アリミノ/250mL)
ハーフドライの状態で吹きかけ、手でなじませてから乾かすミストです。商品名にはボリュームアップとありますが、公式ページに書かれているのは使うタイミングと、巻きスタイルやクセ毛風ヘアの下地としての役割です。
こちらも店頭では見つけにくい、サロン向けの1本。
手ぐしが通せるケープ ふんわりスタイル用 無香料(花王/140g)
できあがった形を保つ側の1本。髪から20cm以上離して内側・外側にスプレーし、手ぐしを入れて握って整えます。
ふんわり形状記憶成分と傷み補修成分を配合した無香料タイプで、乱れても手ぐしで直せるのが固めるスプレーとの違いです。
スプレー類には、火気のある場所で大量に使わない、同じところに続けて噴射しないといった注意書きが添えられています。
どのアイテムも、頭皮に赤みやかゆみが出たときは使用を中止してください。
ふんわり髪は、毎日のケアとスタイリングでつくれます
今回は、髪のボリュームがなくなる原因と、乾かし方・毎日のケア・美容室でのオーダー・アイテム選びを紹介しました。
根元を起こして乾かす、分け目をずらす、トリートメントは毛先だけにする。どれも今夜から試せるものばかりです。
鏡の前でため息をつく時間を、髪を起こす2分に変えてみませんか。
ヘアカラー・スキンケア・ネイル・メイクを中心に、美容の話題をお届けしています。
商品の情報や価格はメーカーの公式サイトで確認し、編集部で内容を確かめたうえで公開しています。