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鏡を見るたび、前髪の分け目から地肌がうっすら透けて見える。以前より前髪がぺたんとして、ふんわり感が出にくくなったと感じていませんか。
年齢や髪質の変化で、前髪のボリューム感は少しずつ変わっていきます。でも、髪型の選び方と毎日のスタイリング次第で、薄さの印象はかなり変えられます。
この記事では、薄く見える理由を整理したうえで、前髪が薄くなった女性におすすめの髪型と、根元からふんわり見せるスタイリング方法を紹介します。セルフで使えるアイテムもあわせてお伝えするので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
トピック
前髪が薄く見えるのはどうして?
対策の前に、なぜ薄く見えるのかを軽く整理しておきましょう。理由がわかると、打ち手が見えてきます。
分け目や生え際が目立つ理由
前髪が薄く見える大きな引き金は、分け目です。いつも同じ場所で分けていると、その一本の線に沿って地肌がくっきり見えてしまいます。
髪が細くなると、同じ本数でも1本あたりが細いぶん全体の毛量が少なく見えるのも一因です。背景には加齢やホルモンバランス、頭皮の状態などがあると言われていて、要因は重なります。
髪型とスタイリングで変えられること
ここで大事なのは、すべてを一度に解決しようとしないこと。髪型と日々のスタイリングを見直すだけでも、見た目の印象は十分に動きます。
髪型でできる工夫は、大きく3つです。
- 前髪の作り方を変える
- 分け目をぼかす
- 顔まわりに動きを足す
根元の立ち上げ方は、後半のスタイリング編でまとめて紹介します。
前髪が薄い女性に似合う髪型の選び方
美容室でオーダーするときは、前髪の作り方・分け目・顔まわりの動き。この3点を意識しておくとイメージのずれを防げます。
前髪は「薄さを活かす」か「なじませる」で考える
前髪の作り方は、大きく3方向で考えると整理しやすくなります。
ひとつは薄さを逆手にとるシースルーバング(=毛束を薄く下ろしておでこを透けさせる前髪)。ふたつめは長めにとって顔まわりの髪と一体化させ、境目を消す方法です。
3つめは、根元から立ち上げて上げてしまう作り方。かき上げ前髪やセンターパートがこれにあたります。
逆に、無理して厚い前髪を作ろうとすると、毛量が足りずかえって隙間が強調されることがあります。今ある毛量を「どう見せるか」で考えるのがコツです。
分け目はいつも同じにしない
数センチずらす、ジグザグに取る、日によって左右を入れ替える。
これだけで地肌のラインがぼやけ、根元もふんわり見えます。お金も時間もかからない、いちばん手軽な工夫です。
顔まわりに動きとボリュームを足す
トップや顔まわりにレイヤー(=髪の段差)を入れると、上に乗る髪の重さが減ります。重さが減るぶん根元が立ちやすくなり、平面的だった印象に立体感が生まれます。
パーマでゆるく曲線をつけるのも一つの手。次の章で実例と一緒に紹介します。
前髪の薄さを自然にカバーする髪型5選
ここからは、前髪の薄さをカバーしたい人に向く髪型を5つ紹介します。気になるスタイルがあれば、そのまま美容師さんに見せてオーダーの参考にしてみてください。
1. シースルーバングで軽やかに見せる
あえて薄く毛束を下ろすシースルーバングは、薄い前髪と好相性です。隙間を隠さないぶん、透けても「抜け感」として成立します。
おでこがうっすら見えるくらいが、むしろこなれた印象。ただし汗や湿気で束が割れることもあるので、出かける前に軽く整えておくと安心です。

2. かき上げ前髪・センターパートで根元を立ち上げる
前髪の根元を立ち上げてサイドに流すかき上げスタイル。トップにボリュームが出て、華やかな印象になります。
センターでゆるく分ければ、分け目の線もぼやけます。おでこは出ますが、根元が立つぶん薄さそのものは目立ちません。
大人っぽく見せたい方にも似合う形です。

3. 長め前髪で自然になじませる
前髪を目にかかるくらいまで長めにとり、頬の髪と一体化させるスタイルです。前髪という「かたまり」がなくなるので、単体の薄さがまぎれます。
左右にかき分けて顔にかかるように流すと、輪郭までやわらかく見えます。
伸ばしかけの時期にも無理なく続けられます。

4. ふんわりパーマでトップから立ち上げる
トップから前髪にかけてゆるくパーマをかけると、根元に丸みがつきます。カールが影を散らすので、地肌の透けもまぎれます。
根元にカールがついているぶん、朝は毛流れを整えるだけで形が戻ります。

5. ショート・ボブでトップに高さを出す
思いきって短くするのも、有効な答えです。レイヤーで軽くするのとは違い、長さごと落とすので土台から変わります。
伸びるとバランスの崩れが目立つのが早いぶん、こまめなカットが前提になります。
とくにトップに段差を入れた丸みのあるシルエットは、頭頂部のボリューム不足が気になるときに選ばれる形。前髪だけでなく全体で「ふんわり」を作れます。

ふんわり見せるスタイリングのコツ
髪型が決まったら、あとは毎日のスタイリングです。特別なテクニックは要りません。
次の順に、ぺたんこの原因をひとつずつ減らしていくイメージで十分です。
- 洗う
- 乾かす
- 前髪を立てる
- キープする
- 隠す
スタイリング剤を選ぶときのコツはひとつ。とにかく重くないものを選ぶことです。
オイルや重いクリームは、根元につくと髪を寝かせてしまいます。
土台はボリュームの出るシャンプーから
ふんわりの土台は、洗い上がりで決まります。
選ぶときに見たいのは、洗い上がりの重さです。しっとり系やオイル配合のものは、髪を落ち着かせる方向にはたらきます。
ボタニカルシャンプー バウンシーボリューム(BOTANIST/460ml)
ハリ・コシのあるしなやかな髪に仕上げるシャンプーで、ボリュームを出したい人向けとメーカーが説明しています。しっとり系ではなくこちらの方向、と覚えておくと選びやすい一本です(香りはピオニーとオレンジブロッサム)。
乾かす前に根元を立ち上げる
乾かし方ひとつで、根元の立ち方は変わります。押さえるのは2点だけです。
- 根元を指で起こしながら乾かす
- 上からではなく、下から風を当てる
この工程を助けるアイテムを足すなら、根元に置いても重くならないタイプを選びます。
根元ふんわりミスト(ラウンドアップ/200ml)
ドライ前に根元へ吹きかけて使う、水状のスタイリング剤です。髪と同じたんぱく質であるケラチンを配合し、スタイリングしながらハリ・コシを与えるとメーカーは説明しています。
前髪はカーラーで根元から起こす
前髪だけは、道具を使うと仕上がりが安定します。
分かれ道は2つ。熱を使うか使わないか、そして今の前髪の長さで使えるかどうかです。
熱を使うホットカーラーは短時間で形がつきますが、朝の時間と置き場所が要ります。手軽さで選ぶなら熱なしのタイプです。
前髪立ちあげカーラー(フルリフアリ/カーラー+専用コーム)
前髪を巻いて専用コームで留めるだけの手巻きカーラーで、熱は使いません。巻いた前髪を生え際から起こした状態で留められ、対応するのは長さ17cm以上の前髪です。
仕上げは軽いスタイリング剤で
仕上げのスタイリング剤は、軽さで選ぶのが鉄則です。
クリームやワックスは毛先に向くぶん、生え際に置くと質感が変わります。粉やミストのように、置いても質感の変わらないタイプが向きます。
OSiS+ ダストイット(シュワルツコフ/10g)
ふりかけて手でなじませるパウダー状のワックスで、根元を立ち上げたいときに向くとメーカーが説明しています。つけすぎると粉っぽくなるため、少量から試すのがおすすめ。
それでも透ける地肌は色でカバー
スタイリングで立ち上げても、分け目の地肌がどうしても気になる日はあります。
最後の一手は、髪ではなく地肌の側を色で調整する方法。ここで紹介するのはダークブラウンですが、髪色に合う色を選んでみてください。
ポンポンヘアシャドウ(ETUDE/ダークブラウン・3.5g)
生え際・分け目・つむじにポンポンとのせて使うヘアシャドウで、ウォータープルーフ処方ながらシャンプーで落とせると公式ではうたっています。広い範囲を一度にカバーしたい場合は、パウダータイプ(アートネイチャーなどが出しています)のほうが向きます。
※頭皮に湿疹やかゆみなどの異常があるときは使用を控え、合わないと感じたら中止してください。
※価格や在庫は変動します。購入前に各ショップの最新情報をご確認ください。
前髪が薄くなっても髪型とスタイリングでふんわり見せられる
今回は、前髪が薄く見える理由から、おすすめの髪型・ふんわり見せるスタイリング方法とアイテムまで紹介しました。分け目をぼかして根元を立ち上げるだけでも、印象は思った以上に変わります。
無理に隠すより、抜け感として活かす発想もひとつの答え。どれが似合うか迷ったら、気になるスタイルの写真を持って美容師さんに相談してみてください。
本記事で引用させて頂いたサロンさま
ヘアカラー・スキンケア・ネイル・メイクを中心に、美容の話題をお届けしています。
商品の情報や価格はメーカーの公式サイトで確認し、編集部で内容を確かめたうえで公開しています。