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ブラシがなかなか通らない、乾かしてもごわつく——硬い髪だと、朝のスタイリングでつまずくことが多いですよね。太くて丈夫なのは長所ですが、広がりやまとまりにくさに悩む方は少なくありません。
この記事では、硬い髪がやわらかい手触りに近づくための、シャンプー選びの考え方を中心に解説します。あわせて、トリートメントやアウトバスの選び方、毎日の扱い方のコツも紹介します。
手持ちのアイテムを見直したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
トピック
硬い髪質とは?まずは自分の髪を知りましょう
「硬い」とひとことで言っても、原因はいくつかあります。自分の髪がなぜ硬く感じるのかを知ると、ケアの方向が定まります。
髪が硬いと感じる主な原因
ひとつは、毛髪そのものの太さです。1本1本が太いと、束になったときにしっかりとした手触りになります。
もうひとつは、キューティクル(=髪表面をおおう、うろこ状の層)の厚み。この層が厚く重なっていると、指を通したときに硬く感じることがあります。
そこに乾燥が加わると、さらにごわつきます。水分が抜けた髪はしなやかさを失い、パサつきや広がりの原因になります。
硬い髪の人が抱えがちな悩み
硬い髪は丈夫でハリがある一方、日々のスタイリングでは扱いにくさが出ます。よく聞くのは、こんな声です。
- 毛量が多く見えて、横に広がる
- 毛先がまとまらず、ハネてしまう
- パーマやアイロンのカールがすぐ取れる
- 乾かすと表面がざらつく
ひとつでも心当たりがあれば、毎日のケアの見直しで手触りは変えていけます。
硬い髪をやわらかな手触りへ導くアイテム選びのポイント
硬い髪のケアは、「洗う・補う・仕上げる」の3ステップで考えると迷いません。それぞれで見るべき軸が違います。
シャンプーは洗浄成分と保湿力で選ぶ
毎日使うシャンプーは、手触りの土台になります。見る軸は2つです。
- 洗浄成分:アミノ酸系など、うるおいを残しながら洗うタイプ
- 保湿力:「モイスト」「しっとり」と表示された、乾燥を補う処方
洗浄力が強すぎると、必要な油分まで流れてかえってごわつく場合があります。洗い上がりのつっぱり感を、ひとつの目安にするとよいでしょう。
トリートメントとヘアマスクで内側から補う
シャンプーで土台を整えたら、水分と油分を補います。毎日のトリートメントは指通りをなめらかに保つ役割、ヘアマスクは週1〜2回じっくり浸透させる集中ケア、という位置づけです。
硬さが気になる人ほど、しっとり系の濃厚なタイプが向くことが多いです。
アウトバスで表面の手触りを整える
仕上げのアウトバス(=洗い流さないトリートメント)は、髪の表面を守りながら手触りを決める工程です。
オイルタイプはツヤとまとまりを、ミルクタイプは軽さを残した保湿を得意とします。硬くて広がる髪は、まとまりを重視して選ぶと失敗が少ないでしょう。
硬い髪におすすめのシャンプー・ヘアケアアイテム
ここからは、3ステップそれぞれのおすすめを紹介します。価格や香り、使い勝手の違いで選べるよう、タイプを散らしました。
保湿力で選ぶシャンプー3選
まずは土台のシャンプーから。硬い髪は「洗浄力」より「うるおいを残して洗えるか」を基準にすると、乾燥由来のごわつきを抑えられます。
保湿と、洗い心地のやさしさを軸にした3本を、香りや使い勝手の違いで選びました。
ボタニカルシャンプー モイスト(BOTANIST/460mL)
乾燥・ダメージによるパサつきや広がりが気になる方向けの、しっとりタイプ。公式は保湿・地肌・ダメージのトリプルケアをうたい、髪の内側まで補修する設計としています。アプリコットとジャスミンの香り。
カームナイトリペア シャンプー(YOLU/475mL)
就寝中の摩擦に着目した「モイスチャーナイトリペア処方」で、パサつく髪をしっとりツヤ髪へ導くとメーカーは説明しています。シリコンフリーで、ネロリ&ピオニーの香り。
kurokamiスカルプ(haru/400mL)
アミノ酸系のやさしい洗浄に、リンス不要のオールインワン設計。100%天然由来・ノンシリコンで、頭皮ケアもまとめて行いたい方に向いています。洗って流すだけなので、ケアの工程を減らせます。
集中補修のトリートメント・ヘアマスク3選
洗ったあとは、水分と油分を補う工程です。硬い髪には、内側まで届く濃厚なタイプが向きます。
毎日づかいのトリートメントと、集中ケアのヘアマスクを合わせて3点選びました。
プレミアムタッチ 濃厚美容液ヘアマスク(フィーノ/230g)
美容液成分を96%配合した、洗い流すヘアマスク。ローヤルゼリーEXやスクワランを含み、週1〜2回のスペシャルケアで手ぐしの通るまとまりへ導くと公式はうたっています。プチプラなので、無理なく続けられます。
ディープモイスト ヘアトリートメント2.0(&honey/445g)
水と洗浄成分を除く90%以上が、ハチミツやローヤルゼリーなどの保湿・保護成分。髪の表面をうるおいで包み、くせやうねり、広がりを抑えると公式は説明しています。毎日の洗い流すトリートメントとして。
プレミアムリペアマスク(TSUBAKI/180g)
椿オイルがキューティクルをコーティングし、イオン補修成分がダメージにアプローチすると公式は説明しています。カラーやパーマで傷んだ髪の、集中補修向けのヘアパックです。
手触りを仕上げるアウトバス3選
最後は、洗い流さないアウトバスで表面を整えます。毛先を中心に、少量からなじませるのがコツです。
毛先のまとまりを出すタイプと、表面にツヤを与えるオイルから、あわせて3本を選びました。
ディーセス エルジューダ MO(ミルボン/120mL)
美容室でよく使われる洗い流さないトリートメント。ミルボン公式は、コシが強く硬い髪向けの「MO」と位置づけ、バオバブオイルで毛髪内部のタンパク質を柔らかくし、動かしやすい状態へ整えるとしています。硬毛の方が最初に選びたい一本。
モロッカンオイル トリートメント(通常版)(Moroccanoil/100mL)
アルガンオイルを配合した定番のアウトバスオイル。公式は普通〜太い・硬い髪やカール毛向けの通常版と説明し、広がりを抑えてツヤとまとまりを与えるとしています。細い髪向けのLightとは別物なので、購入時は「通常版」を選んでください。
N. ポリッシュオイル(N./150mL)
天然由来成分でつくられた、肌にも使えるマルチユースオイル。毛先になじませるとウェットな質感とツヤ、束感が出せる、仕上げ・スタイリング向きの一本です。少量ずつ調整すると、重くなりすぎません。
硬い髪をやわらかく扱う毎日のコツ
アイテムを替えたら、扱い方も少しだけ見直してみましょう。手間はほとんど増えません。
ドライヤーは根元から下向きに
乾かし方ひとつで、翌朝の広がりは変わります。
ポイントは、キューティクルの向きに沿って上から風を当てること。根元を起こしてから毛先へ下向きに乾かすと、表面が整ってツヤが出ます。
8割ほど乾いたら、最後に冷風をひと当て。まとまりが長もちします。
ブラッシングとアイロンのひと工夫
濡れた髪はデリケートです。目の粗いブラシやコームで、毛先から少しずつほぐしましょう。
アイロンは温度を上げすぎないことがコツ。硬い髪は丈夫な分つい高温に頼りがちですが、160〜180℃を目安にすると負担を抑えられます。
仕上げにアウトバスを少量なじませれば、日中の広がりも落ち着きます。
硬い髪質もシャンプー選びと毎日のケアでやわらかな手触りへ
今回は、硬い髪質をやわらかい手触りへ近づけるシャンプー選びを中心に、トリートメント・アウトバス・毎日のケアのコツを紹介しました。
保湿重視のシャンプーに替え、そこへ集中ケアと乾かし方の工夫を重ねるほど、扱いやすさは着実に近づきます。
硬さは、髪の個性でもあります。無理に抑え込まず、うるおいを味方につけて、しなやかな手触りを楽しんでみてください。
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