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白髪が気になってきたのに、市販の白髪染めで頭皮がヒリヒリした、かゆくなった。そんな経験から、染めること自体をためらっている方は少なくありません。
かぶれの多くには、染料に含まれる「ジアミン」という成分が関係しているとされ、一度アレルギーが出ると同じ成分の白髪染めは基本的に使えなくなります。
そこで選択肢になるのが、ジアミンを使わずに染める「ノンジアミン白髪染め」です。
この記事では、ノンジアミンがかぶれにくいとされる理由と、失敗しない選び方、タイプ別のおすすめ商品を紹介します。今の白髪染めが合わずに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トピック
ノンジアミン白髪染めとは?かぶれにくいと言われる理由
白髪染めのかぶれは「ジアミン」が関係している
一般的な白髪染め(酸化染毛剤)は、しっかり染まって色持ちする一方で、ジアミン(=パラフェニレンジアミンなどの酸化染料)を使っています。このジアミンが、頭皮のかぶれやかゆみといったアレルギーの主な原因とされる成分です。
厄介なのは、繰り返し使ううちに、ある日突然反応が出ることがある点。以前は平気だったのに急にしみるようになった、という声も珍しくありません。
ノンジアミンはジアミンを使わずに染めるタイプ
ノンジアミン白髪染めは、その名のとおりジアミン(酸化染料)を配合していない白髪染めの総称です。染め方はヘアマニキュア、カラートリートメント、ヘナなどさまざま。
共通しているのは、髪の内部を脱色して染めるのではなく、髪の表面に色を乗せる仕組みだという点です。
ただし「ジアミン不使用=誰でも絶対に安全」というわけではありません。ジアミン以外の染料で反応が出る場合もあるので、初めて使う商品では必ずパッチテストを行いましょう。
ノンジアミン白髪染めの選び方
ノンジアミンと一口に言っても、染め方によって手間も仕上がりも変わります。自分の生活に合うタイプから絞り込むと、失敗が減ります。
まずは染め方のタイプで選ぶ
大きく分けると、次の4タイプがあります。
- ヘアマニキュア:乾いた髪に塗って短時間おく。1回で色が入り、色持ちは約1ヵ月。染める頻度を減らしたい人向け。
- カラートリートメント:お風呂や毎日のケアで少しずつ染める。手軽さが魅力で、数日かけて色を育てるタイプ。
- ヘナ・ハーブ:植物の粉をお湯で溶いて塗る。合成染料そのものを避けたい人向けで、放置時間は長め。
- 白髪染めシャンプー:洗いながら色を補う。ただしジアミン不使用を公式で明記した商品は限られるため、成分表示の確認が必要です。
毎日のバスタイムで少しずつ染めたいのか、月1回でまとめて染めたいのか。ここが最初の分かれ道になります。
染まり方と色持ちで選ぶ
表面に色を乗せるタイプは、酸化染毛剤のように一度で真っ黒にはなりません。初めは数日続けて使い、色が入ったら間隔をあけて維持する、という流れが基本です。
濃いブラウンやブラックは白髪をカバーする力が高く、明るめの色は伸びてきた根元との境目が目立たない傾向があります。手持ちの髪色との相性で選ぶといいでしょう。
初めての商品はパッチテストから
ジアミン不使用でも、肌に合うかどうかは人それぞれ。新しい商品を使う前は、腕の内側などに少量塗って48時間ほど様子を見ておくと安心です。
メーカー各社も、使用のたびにパッチテストを行うよう案内しています。面倒に感じても、ここを飛ばさないことがトラブル回避の近道です。
タイプ別・おすすめノンジアミン白髪染め
公式でジアミン不使用を確認できた商品を、タイプ別に紹介します。白髪染めシャンプーは公式で明記された商品が少なかったため、今回は3タイプから選びました。
1回でしっかり染めたい人に|ヘアマニキュアタイプ
染めるたびの手間を最小限にしたい人に向くのが、ヘアマニキュアタイプ。色が長持ちする分、染め直しの間隔をあけられます。
サロンドプロ 白髪染め ヘアマニキュア スピーディ 5 ナチュラルブラウン(サロン ド プロ/100g)
ダリヤ公式がジアミン系染料を使わない白髪染めとして案内している、無香料のヘアマニキュアです。乾いた髪に塗って5分おくだけで、色は3色から選べます。
毎日のケアで少しずつ|カラートリートメントタイプ
毎日のバスタイムを白髪ケアに変えたい人には、カラートリートメントタイプ。色数やテクスチャーの好みで選ぶと、続けるハードルが下がります。
利尻ヘアカラートリートメント(自然派clubサスティ/200g)
乾いた髪でもお風呂でも使えるカラートリートメントです。公式は「パラフェニレンジアミンなどの酸化染料は不使用」と明記しています。放置は約10分で、ライトブラウンからブラックまで4色から選べます。
オリジナル カラートリートメント(LPLP/200g)
公式がジアミン系酸化染料とタール系色素の不使用をうたう、植物由来成分の多いカラートリートメント。乾いた髪に20〜30分おくタイプで、ベージュブラウンからナチュラルブラックまで6色と色幅が広いのが特徴です。
オールインワンカラートリートメント(マイナチュレ/200g)
タオルドライした髪に塗って10分おく、毎日のトリートメント感覚で使えるオールインワンタイプ。公式はジアミン系の染料を使わないと説明していて、色はダークブラウンとブラウンの2色です。
ヘッドスパ トリートメントカラー(レフィーネ/300g)
乾いた髪に塗る、ヘッドスパ発想のトリートメントカラーです。公式はジアミン系染料や浸透剤を一切使っていないと明記しています。5色を混ぜて色みを調整でき、放置は初回20分・以降10〜15分です。
合成染料そのものを避けたい人に|ヘナ・ハーブタイプ
白髪ケアそのものを植物由来でまかないたい人に向くのが、ヘナ・ハーブタイプ。植物の色素で少しずつ色を重ねていきます。
天然由来ゆえ色の出方に個人差がある点だけ、先に知っておきましょう。
ヘナ+木藍(ナイアード/100g)
ヘナに木藍(=インディゴ。藍の一種)を合わせた植物100%の粉末です。公式では化学染料などの添加物を一切使わない化粧品登録商品と説明しています。お湯で溶いて塗り40分ほどおくタイプで、茶・黒茶・黒の3色から選べます。
使う前に知っておきたい注意点
頭皮の負担が少ないとされるノンジアミンにも、知っておきたい点がいくつかあります。買う前に押さえておくと、仕上がりのギャップを避けられます。
- 一度で真っ黒にはならない:表面に色を乗せる仕組みのため、初回で完璧を目指すより、数回に分けて色を育てるつもりで使うのがおすすめです。
- 爪や浴室に色が付くことがある:カラートリートメントやヘナは、手袋を使い、飛び散った箇所をすぐ洗い流しておくと後片付けがラクです。
- ジアミン以外で合わない場合もある:HC染料・塩基性染料(=表面を染めるタイプの染料)や植物のヘナでも、まれにかゆみが出ることがあります。新しい商品ごとのパッチテストが欠かせません。
ノンジアミン白髪染めなら、かぶれが不安でも染め続けられる
今回は、ジアミンでかぶれた経験のある方に向けて、ノンジアミン白髪染めのかぶれにくい理由と選び方、タイプ別のおすすめを紹介しました。染め方のタイプと色を自分の生活に合わせれば、頭皮への負担を抑えながら白髪ケアを続けられます。
アレルギーで白髪染めを諦めていた方も、まずはパッチテストから、気になるタイプを試してみてください。
ヘアカラー・スキンケア・ネイル・メイクを中心に、美容の話題をお届けしています。
商品の情報や価格はメーカーの公式サイトで確認し、編集部で内容を確かめたうえで公開しています。