ハッシュカットは、顔まわりにたっぷりと段差を入れた韓国風のレイヤーカットです。「韓国式ウルフカット」と呼ばれることもあり、頬を包む毛束で小顔効果を狙えるカットとして注目されています。
とはいえ「ウルフカットと何が違うの?」「自分の顔型に似合う?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ハッシュカットの特徴とウルフカットとの違いを整理したうえで、丸顔・面長・ベース顔・逆三角形の顔型別に似合わせのコツを紹介します。長さ別の人気スタイル6選と、オーダーやスタイリングのポイントもまとめました♪
イメチェンを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハッシュカットとは?顔まわりのレイヤーが小顔見えのカギ
トップは長め、襟足は重め
ハッシュカットは、レイヤーカット(=髪に段差を入れて動きを出すカット)の一種です。押さえどころは3つ。
- 頬にかかる顔まわりに、たっぷりレイヤーを入れる
- トップの髪は長さを残す
- 襟足はあえて重めに残す
この3つが組み合わさると、丸みのあるやわらかいシルエットに仕上がります。
ウルフカットとの違いは「重さの残し方」
日本でおなじみのウルフカットは、トップを短くカットして襟足を軽くします。ハッシュカットはその逆です。
この差が印象を分けます。ウルフはボーイッシュ寄り、ハッシュカットは大人っぽくやわらかい方向。
「ウルフにしたら尖りすぎた」と感じた経験がある方こそ、検討してみる価値があります。
小顔見えのしくみは、輪郭を包む毛束
頬のラインに毛束がかかると、輪郭の見え方が変わります。ヘアメディアのDEMI LABOでは、レイヤーが輪郭に沿って配置されることで重心が上がり、全体のバランスが整うと説明されています。
ただし、段差をどの高さから入れるかで見え方は変わります。そこは担当の美容師さんと相談したいところ。
顔型別に見るハッシュカットの似合わせ
同じハッシュカットでも、レイヤーをどこから入れるかで似合い方は変わります。顔型ごとの効かせどころを知っておくと、美容室でのオーダーがぶれません。
なお写真は、各ポイントが分かるスタイル例です(モデルさんの顔型とは異なる場合があります)。
丸顔さんは、顔まわりを縦に流す
頬に沿って毛束を長めに残し、縦に流れるラインを作るとバランスが取りやすくなります。顔まわりの毛は、横に張らせないこと。
前髪をシースルーにして額をのぞかせると、縦の抜けが出ます。

面長さんは、前髪と横の丸みをプラス
縦の長さが気になる面長さんは、薄めの前髪やサイドバング(=顔の横に垂らす毛束)で分断するのが近道。
ボリュームを置く位置は、頬の高さです。ここから横に広がるひし形のシルエットにすると、縦長の印象がやわらぎます。
トップを高く盛ると、縦の印象が強まることがあります。

ベース顔さんは、フェイスラインを包む毛流れで
エラの張り、気になりますよね。サイドの毛がフェイスラインに自然にかかるよう作ってもらうと、頬からあごへの流れがゆるやかになります。
逆に、あご横でぱつっと切りそろえると角のラインが出やすくなります。

逆三角形さんは、毛先の重さを少し残す
あごがシャープな逆三角形さんは、顔まわりを軽くしすぎないのがポイント。毛先にワンカール(=毛先をひと巻きぶん内か外に入れること)ぶんの重さを残すと、あごまわりに厚みが生まれます。
効き方は毛量によって変わるので、美容師さんに写真を見せながら相談してみてください。

長さ別に見るハッシュカット人気スタイル6選
ハッシュカットはショートからロングまで対応します。長さが変われば、レイヤーの効き方も変わります。
気になる長さから見てみてください◎
ショート|ボブウルフ寄りのハッシュカット
あご下でカットしたボブに、サイドのレイヤーを効かせています。ボブウルフ(=ボブの襟足に動きを足した形)に近い雰囲気です。
顔まわりの段差がはっきり出て、毛先が外に流れています。首元は軽やかに見えます。

ショート|ココアブラウンで柔らかく
段差を入れた毛先が外にはねて、後ろ姿にも動きが生まれます。暗すぎないココアブラウンだと、レイヤーの立体感が伝わります。

ミディアム|シースルー前髪×韓国巻き
前髪を薄く抜いて、頬まわりの毛を沿わせたスタイルです。韓国巻き(=毛先をゆるく巻いて動きを足す巻き方)を合わせると、レイヤーの段差がやわらかく見えます。
巻きは強すぎないくらいがちょうどいいバランス。

ミディアム|ひし形シルエット
頬に沿って毛束が落ちる、大人っぽい仕上がり。オフィスでも浮かない雰囲気です。
長さ選びの目安として、PEEK-A-BOOでは、肩から鎖骨あたりの長さはくびれ感(=肩まわりで内に入るシルエット)がきれいに出て、自分でもセットしやすいと紹介されています。

ロング|センターパートで抜け感
前髪をセンターパート(=真ん中で分けること)にして、サイドのレイヤーを頬から流しています。毛先の段差が、重くなりがちなロングに軽さを足します。
長さは変えたくないけれど雰囲気は変えたい、という方に。

ロング|前髪ぱっつん×シャギー
まっすぐな前髪に、細かく入れたシャギー(=毛先を細かく削いで軽さを出す技法)を合わせています。
毛束が細かく動いて、韓国っぽさが強まります。

失敗しないオーダーとスタイリングのコツ
美容師さんに伝えたいひと言
「ハッシュカットで」だけだと、仕上がりがウルフ寄りに寄ることがあります。次のような言い方だと、イメージが伝わります。
- ウルフっぽくなりすぎないハッシュカットにしたい
- 顔まわりに動きはほしいけれど、毛先はスカスカにしたくない
- 韓国っぽい毛流れを出したい
写真を2〜3枚見せると、イメージのずれが減らせます。
失敗の原因としてレイヤーを高く入れすぎることと、毛先を軽くしすぎることが挙げられています。
「軽くしてください」だけでは、この2つを避けにくいというわけです。
スタイリングは顔まわりだけでいい
毎朝コテで巻く必要はありません。ストレートアイロンで顔まわりの毛束だけ外に流して、仕上げにオイルを少量なじませる。
それだけで形になります。
逆に、スタイリングをまったくしたくない方には向かないカットです。顔まわりの毛束が動いてこそなので、朝のひと手間は必要と考えておきましょう。
顔型に合わせたハッシュカットで、小顔見えを楽しんで
今回は、ハッシュカットの特徴とウルフカットとの違い、顔型別の似合わせ、長さ別の人気スタイル6選、オーダーとスタイリングのコツを紹介しました。同じカットでも、レイヤーを入れる位置を変えれば顔型に合わせて調整できます。
次のサロン予約のとき、気になったスタイルの写真をそのまま見せてみてください♡